- ブログで月5万円稼げるようになるにはどうすればいいんだろう?
- ブログ開設から収益化まで具体的なアプローチを初心者でも分かるように教えてほしい!

こんにちは、ととのえです。
完全初心者からブログを始めて8ヶ月、68記事書いたところで月5万円を達成しました。
この記事では、
- ブログの知識完全ゼロ
- マーケティング経験なし
こんな私のリアルな体験を交えて、月5万円稼ぐために必要なことをロードマップとしてまとめました。
私の場合、本業は管理職、0歳児の子育て、副業でベンチャーや大学で働き、スキマ時間をやりくりしてブログに取り組んできました。
投入時間が限られていながらに成果を出すことができたので、「とにかく量をこなせ!」という気合と根性に頼るやり方ではなく、短い時間で成果を出す「合理的なノウハウ」をお届けします。
この記事はこんな方におすすめです。
- これからブログを始めようと思っている方
- ブログを始めたけど上手く収益化できずに悩む方
この記事はより具体的に役立つノウハウをお伝えするために、一つひとつのコツについて関連記事を随時増やしていきます。
なので、ブックマークして見返せるようにしておくのがおすすめです。



これからブログをはじめる方は①から順に。すでに始めている方はお好きな所からどうぞ!
1.ブログで月5万円稼ぐための基礎知識(初心者向け)


まずは、ブログで月5万円稼げるようになるために知っておきたいこと3つを解説します。
- ブログ収益化の仕組み
- そもそも稼げるの?収益化の難易度は?
- 初心者が月5万円稼ぐために必要なリソーセス(期間・時間・費用・記事数)は?
①ブログ収益化の仕組み
ブログは、一言で言うと「広告ビジネス」です。
自分のブログに広告を貼ることで収益を上げるという仕組み。
広告を出したい企業の商品やサービスを紹介することで、購入費用の一部を仲介料として受け取ることができます。
図解するとこんな感じです。


広告主の企業とは直接やり取りする必要はなくて、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれる代理店があるので、ASPのサイトに登録するだけで広告を貼ることができます。
広告単価
報酬は、一般的に1件あたり100円〜20,000円くらい。それよりも高額な単価のものもたくさんあります。



商品やサービスの購入による報酬だけではなく、単に広告がクリックされるだけで報酬が発生するものや、無料会員登録や資料請求で報酬が発生するものもあります。
②そもそも稼げるの?収益化の難易度は?
結論、まだまだ稼げます。
月の売上で1,000万円ほどのトッププレイヤーもいます。年ではなく月です。



月100万円稼ぐ人はゴロゴロいるイメージです。
最近は大学生ブロガーも増えてきていて、月に数十万円の収益をあげている学生ブロガーもよく見かけます。
あとは、青汁王子こと三崎優太さん、イケハヤさんもブログ(アフィリエイト)からビジネスをスタートしています。
ちなみに、インターネット広告費はご存知の通り右肩上がりです。


出典:https://www.cyberagent.co.jp/ir/superiority/internetad/
ブログはオワコンって言われてるけど?
ブログがオワコンって言われる理由は2つあります。
理由1:SNSに市場を取られているから
インターネット広告の市場は右肩上がりですが、世の中の人が、Google検索だけで調べてモノを買うかというと、違いますよね。
InstagramをはじめSNSを使って調べて購入する人も増えてきています。
つまり、Google検索単体で見ると、市場が爆発的に伸びているわけではないということ。
なので、ブログ単体ではなく、SNSをしっかりと組み合わせて運用することが大事です。
理由2:SEOの難易度が高くなってきている
SEOの難易度は確かに高くなってきています。
企業のサイトが検索表示で優遇されやすいアルゴリズムに変わってきています。
でも、企業が書きにくい記事とかあるんです。
例えば、「tech garden shool 口コミ」というキーワード。
プログラミングスクールを運営する企業が他社のサービスの評判について記事で書くのは微妙ですよね。
こんな感じで個人で狙っていけるところってたくさんあるんです。
ちなみに、「ブログオワコン」について、イケハヤさんは以下のように言っています。
何が終わっているかと言うと『SEO』ですよね。
言うてもね、毎月100万、200万くらい稼ぎたいって言うんだら全然アリな選択肢かなと思いますね。引用元:イケハヤ大学
イケハヤさんは2021年に新しいブログをスタートさせたとvoicyでも言っていましたからね。



月100万円目指すくらいなら、まだまだいけるということです。
ちなみに、一般人の平均ブログ収入について、こちらの記事で詳しく解説しています。世の中のブロガーがどれくらい稼げているのか、参考としてご覧ください。
関連記事:ブログ収入ってどれくらい?一般人の平均金額を詳しく解説
③初心者が月5万円稼ぐために必要な期間・時間・費用・記事数は?
実際に、初心者から月に5万円稼ぐために、どれくらいの期間・時間・費用・記事数が必要なのか気になりますよね。
私の実績は次の通りです。
ちなみに、ブログのブの字も知らない超完全初心者からスタートしています。
期間 | 8ヶ月 |
時間 | 約500時間(平日1-2時間、土日3-4時間) |
費用 (月5万円到達時点) | 約62,000円サーバー:12,936円/年 ブログテーマ:16,280円 ※買い切り Ranktracker(分析ツール):124ドル/年 ※約13,000円 本:約10,000円 有料note:約10,000円 |
記事数 | 68記事 |
ストック型のビジネスだけあって、稼げるまでにはある程度時間の投入は必要です。
でも、稼げるようになったら時給がどんどんあがるビジネスモデル。



さらに、コスト62,000円ということで激安です。
私は必要なものはある程度お金をかけるスタンスだったので、分析ツールや有料noteには遠慮なく投資しました。
でも、費用を最低限に抑えるなら、サーバーとブログテーマがあればOKなので、費用は3万円ほどに抑えることも可能です。
2. ブログをサクッと開設する(収益化の第一歩!)


それではブログ開設のステップです。



ここが収益化の第一歩です。
でも、めんどくさがって離脱する人が多いところ。なので、サクッと前に進めるように丁寧に解説します。
こうした一般的な離脱ポイントで前に進めるかどうかが稼げるかどうかの分かれ道なんです。
私の場合、「サーバー?ドメイン?WordPress?何それ?」って感じだったので、実はかなり手こずりました。
この辺りは時間をかけても何もアウトプットに繋がらないので、いかにサクッと済ませるかがポイントです。
ブログの開設には以下が必要です。
- サーバーの契約
- ドメインの取得
- WordPressの設定



難しそう(面倒くさそう)ですよね?
ブログ未経験の方にとっては、かなり面倒くさいですし、よく分からないと思います。
私は躓いて結構時間がかかりました…。
なので、つまずくことなく効率的ブログ開設ができるように、25枚の画像や図解たっぷりで丁寧に解説しました。
こちらの記事の手順をご参考いただくとかなりスムーズに間違いなくブログ開設ができます。
関連記事:【初心者向け】副業ブログの始め方|25枚の画像と図解で丁寧に解説
3.ブログ環境を完璧に整える


ロードマップの3つ目は、ブログの環境を整えるステップです。
やるべきことは次の3つです。
- ASPに登録する
- WordPressテーマを導入する(収益化を狙うならSWELLがおすすめ)
- 必要なブログツールを導入設定する
①ASPに登録する
登録必須のASPは以下です。



ASPによって取り扱っている案件や報酬単価が異なるので、全て登録しておきましょう。
ASP | 特徴 |
---|---|
A8.net | ASP最大手で案件が豊富 |
もしもアフィリエイト | Amazon・楽天の案件紹介ができる |
アクセストレード | 通信や金融の案件が豊富 |
旅行や金融系の案件が豊富 | |
afb | 美容や健康系の案件が豊富 |
②WordPressテーマを導入する(収益化を狙うならSWELLがおすすめ)
まだWordPressテーマを入れてない方、迷っている方は、以下の記事で失敗しないWordPressテーマの選び方とおすすめを解説しています。



私がブログを始める時に、どのテーマが良いのかを徹底的に調べたので、その情報をしっかりとまとめました。
まだWordPressテーマを入れてない方、迷っている方は、SWELLをおすすめします。
私がブログを始めた時に使ったテーマはTHE THOR。
そのTHE THORのブログでブログ飯を達成したんですが、私がブログを始めた後に登場したのが新星SWELLなんです。
とにかくスペックが半端じゃなく優れていますし、デザイン性もかなり高いテーマです。
マクリンさん、サンツォさん、をはじめとしたトップブロガーが根こそぎSWELLに移行。
私も2つ目移行のブログはSWELLで作っていますし、このブログのSWELLです。
関連記事:SWELLの魅力からインストール方法までを画像たっぷりで分かりやすく解説
③必要なブログツールを導入設定する
個人的に収益化に向けて利用必須のブログツール10選は以下です。
検索順位チェック | Rank Tracker(有料) |
アクセス分析ツール | Google Search Console(無料) Google Analitics(無料) |
ドメイン分析 | Mozbar(無料) |
キーワード調査ツール | ラッコキーワード(無料) Googleキーワードプランナー(無料) |
画像ツール | Canva(無料) Shutterstock(有料)※無料で使える方法あり O-DAN(無料) |
生産性UP | Be forcused(無料) |
ブログ運営に必要なツールは、無料のものだけではなく有料のものもあります。



有料ツールに投資すべきか悩みますよね。私も悩みました。
でも結論は「できるだけ早く導入すべし」です。
なぜなら、結局こういった所で差が付くからです。
Rank Trackerは稼いでいるブロガーが例外なく使っているような分析ツール
特にRank Trackerは検索順位を計測するうえでの必須ツール。
書いた記事が何位に位置しているのかを見える状態にしない限り、改善をほどこすことはできません。
運営期間だけやたらと長く全然稼げてないサイトをよく見かけますが、PDCAが回っていないことが大きな原因の一つ。
Rank Trackerを導入して、PDCAを回せる状態を作っておくことが、ブログを成長させる必須条件です。
Rank Trackerは、稼いでいるブロガーは例外なく全員使っているようなツール。詳しくはこちらの記事で解説しています。
関連記事:【SEO攻略の必須ツール】Rank Trackerの料金と使い方を解説
Shutterstockで画像レベルを上げる&画像添付の効率化を!
ブログに画像は必須です。
なぜなら、読者はどんどん文字を読まなくなってきているからです。
InstagramやTik Tokをはじめ、画像や動画で情報をとる時代。
文字がぎっしりつまった記事は、読む気がなくなってすぐに離脱されます。



私のブログの記事1本あたり、5枚前後の画像を入れたり装飾を加えることで、モジモジ(文字文字)しないようにしています。
ただ…画像って探すのに、結構時間がかかるもの…。
無料の画像サイトでもいいんですが、しっくり来る1枚の画像を見つけるのに「気がついたら30分くらい経ってた…」なんてことはザラです。
私はShutterstockを使っていますが、Shutterstockは質の高いオシャレ画像が3億点以上もあるので、質の高い画像がサクっと見つかります。
画像検索に時間をかけなくて済んでいるので、その分、記事を書くことにしっかりと時間を使えています。



画像はあくまでおまけの位置付け、メインディッシュの記事執筆に時間を注ぐことが本質ですからね。
Shutterstockについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:Shutterstockを無料で使う方法【4,000円Amazonギフトをもらう方法も解説】
4.ブレない方針やコンセプトを設計する


ブログの環境が一通り整ったところで、いざブログを書いていきたいところですが、いきなり記事を書き始めるのは厳禁です。
まずは、ブログの方針やコンセプトをしっかりと作っていきましょう。



私の場合、ここを曖昧にして進めてしまったので、コンテンツ(記事)のラインナップが少しぐちゃぐちゃになってしまいました。
結構遠回りしてしまったと反省…。
ということで、私と同じ轍を踏まないために、以下3点を整理しておきましょう。
- ブログのジャンルを決める(収益化の肝です)
- スタイルを決める(特化型 or 雑記型)
- 目標を立てる
①ブログのジャンルを決める(収益化の肝です)
ブログジャンル選びは収益化において死ぬほど大事です。
よく言われていることとして、「自分の得意な分野で記事を書こう」とありますが、これは半分正解で半分間違っています。
ただしくは、「稼げるジャンルの中で自分の得意な分野を見つけて記事を書こう」です。
ということで、まずはじめにやるべきなのは、得意なことの洗い出しではなく、稼げるジャンルの理解です。
稼げるジャンルはASPから見つける
稼げるジャンルは、先程「③ブログの環境整備」のパートで紹介したASPを使って見つけていきます。
ASPにはかなり幅広いジャンルや案件がラインナップされているので、まずは全体を眺めていきましょう。
色んな案件を眺めていくと、いくつか自分の得意分野や興味のある分野の案件もあると思います。



こうした自分との結びつきのある案件をメモしていきましょう。
※全く経験のないジャンルの案件を攻めると良質な記事が書けないので、おすすめしません。
単価3,000円以上の案件のあるジャンルがおすすめ
ブログで収益を上げるうえで大事なことが単価です。
単価が安いものは100円、高いものは数万円。
例えば、単価100円のものを100件発生させると10,000円ですが、単価5,000のものを2件発生させても10,000円です。



実は、売上発生の難易度って、単価によってそこまで大きな違いがあるわけではないんですよね。
なので、できるだけ単価の高い案件があるジャンルで、自分の得意分野と重なり合う部分を見つけていくのがポイントです。
ブログジャンルの決め方のうち、最も大事な観点として収益性(稼げるジャンル)を解説しましたが、もう少し細かく言うと、次の5つの観点が大事です。
- 扱う商品の収益性(Profitability)
- ジャンルの成長性(Growth)
- ジャンルの安定性(Stability)
- 競争優位性(Conpetitiveness)
- 興味関心(Interest)
それぞれについて、詳しくは以下の記事で解説しました。合わせてご覧ください。
関連記事:【ブログジャンルが決まらない方へ】ジャンルの決め方徹底解説
②スタイルを決める(特化型 or 雑記型)
一般的に圧倒的におすすめされているのは、超特化型です。
なぜなら、一つのジャンルに特化して狭く深く網羅的に記事を増やしていった方方がGoogleから評価されるからです。
これはその通り。
でも、個人的には、範囲を限定しすぎないプレ特化型がおすすめです。
なぜなら、特化型は外部変化に弱い側面があるからです。
超特価型ブログで主力の案件停止に直面したらThe end
その最たるものは「ASPの案件終了」です。
サービスの広告運用方針が変わって案件がストップするということです。
例えば、とあるサービスに特化して複数記事を投入する超特価型のサイトをたまに見かけますが、こうした案件停止が起きたら一瞬でThe endです。



サービスが世の中的に求められなくなってしまっても終わりです。
なので、もちろん特化させることは大事ですが、とある狭い領域で10〜30記事書いたら次のジャンルを攻めるというように、ちょこっとずつ幅を広げていく攻め方がおすすめです。
③目標を立てる
目標設定で大事なことは、次の3つです。
- ブログに取り組む意味を深堀りする
- 目標を構造で整理する
- フェーズ毎に適切な小目標を設定する
ブログで成果を出すうえで、かなり重要な要素の一つが目標設定です。
よくあるダメな例は、かなり抽象的な目標。
例えば「ブログで月30万円稼ぐ」「10万PV達成する」といった感じ。
これはこれで間違ってないんですが、成果を生み出す確率は上がりません。
目標って、自分が望む成果を達成する可能性を高めるためのものなんです。
では、何が良い目標なのか?
とある要素を満たした目標を立てることが鉄則なんですが、詳しくは以下の記事で解説しています。合わせてご覧ください。
関連記事:【初心者必見】ブログは目標の立て方が全て。成功者がやっている3つのこと
必読:ブログ設計のチート術
ブログのジャンル選定や発信コンセプトって、一番大事なところでありながらも、実はブログ未経験者が知識のない状態で考えても正解を見つけにくいものです。
ちょっと厳しい言葉かもしれませんが、ブログ未経験者が稼げるジャンルや発信コンセプトを簡単に見つけられるほど、ブログは甘い世界ではないんです。
仮に、ジャンル選びやコンセプト設計が簡単であれば、稼げるブロガーがもっともっと大量に生まれているはず。
それで、私がおすすめしたいのは、ジャンル選びやコンセプト設計については、プロの力を借りた方が良いということです。
プロに力を借りるにあたっては、選択肢としては以下です。
選択肢 | 例 | コンセプト設計における サポートの手厚さ |
---|---|---|
オンラインサロンに入る | ブログラボ:798円 ABCオンライン:2,480円 マクサン:6,980円 | △ |
Webマーケスクールに入る | Withマーケ:4,980円/月 | ◯ |
個別コンサルを受ける | ※:3万円〜50万円 | ◎ |
※個別コンサルはココナラやTimeticketなどで調べるとかなりの数がありますので、個別サービスの掲載は控えています。
個別コンサルは、高額なものが多いです。ブログで収益が出ていない段階で、大きなお金を投入するのはあまりおすすめできないので、オンラインサロンかWebマーケスクールが良いでしょう。
ちなみに、Withマーケは、無料で約1時間コンセプト設計などの相談ができるので、これだけは受けておいた方がいいですよ。
Withマーケ公式サイト:https://with-marke.com/



Withマーケの無料相談+オンラインサロンという組み合わせが個人的にはおすすめです。
5.ライティング【リサーチ編】(リサーチなき執筆はゴミ記事になる)


ライティングについてですが、まずは記事を書く前にしっかりとリサーチをすることが大事です。
なぜなら、リサーチをして記事を書かないと、Googleに評価される記事が書けないからです。
つまり、「検索で上位表示されず、読者に読まれない」ということです。



はっきり言ってゴミ箱行きです…。
リサーチにおいて、理解しておくべきことを4つまとめました。
- SEOの基本を理解する
- キーワードを選定する
- ペルソナを設定し悩みを明確にする
- 競合記事を分析する
①SEOの基本を理解する
SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、自分の記事を検索結果の上位に表示させて露出をねらうための対策のことです。
一言で言うと「検索エンジン最適化」。



検索結果で上位表示されないとアクセスが集まらないので、SEOの攻略が超重要です!
SEO攻略の難しいところ
でも、SEOの攻略って、そうたやすいことじゃないんですよね…。
なぜなら、「Googleがどんな記事を上位させるかというアルゴリズムが分からない」からです。
Googleはアルゴリズムの詳細をオープンにしませんし、常にユーザーにとって最適な記事を表示すべくアルゴリズムのアップデートが繰り返されています。
SEO攻略で大事なことは「Googleの理念」を頭に叩き込むこと
SEOの攻略法は星の数ほどあります。
その攻略法を一つひとつ身につけていくことも、もちろん大事。
でも、それ以上に大切なことは、アルゴリズムの大元となる「Googleの理念」を頭に叩き込むことです。
こっちの方が500倍くらい大事!



枝葉のSEOテクニックは、Googleのアップデートによって、効果を失うものが多いですからね。
でも、枝葉のSEOテクも大事なので、要は順番の問題です。
「Googleの理念を叩き込む」→「SEOの枝葉テクをひたすら試す」
この順番で習得していきましょう。
Googleの理念または、SEOの本質を掴むうえで、次の3つは熟読しておきましょう。
- Googleが掲げる10の事実
- Google検索の仕組み
- 10年つかえるSEOの基本
「Googleが掲げる10の事実」
これは、Googleの理念そのものです。
Google がこの「10 の事実」を策定したのは、会社設立から数年後のことでした。Google は随時このリストを見直し、事実に変わりがないかどうかを確認しています。Google は、これらが事実であることを願い、常にこのとおりであるよう努めています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
https://about.google/philosophy/
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
常に上記10のとおりになるようにアルゴリズムもアップデートされ続けています。
この10の事実に立ち返って記事を書き、ブログを作り上げていくことがめちゃくちゃ重要です。
10の事実については詳細に記されていますので、以下ページをご覧ください。
「Google検索の仕組み」
「Googleがどういった仕組みでユーザーに最適な情報を提供しているのか」という仕組みについて、分かりやすくまとめられているのがこちらです。
主に以下4つのことについて理解を深めることができます。
- どうやって膨大な情報を整理しているのか
- どういった仕組みで検索結果を選んでいるのか
- どのようにGoogle検索を改善しているのか
- セキュリティ保護のためにどういった対策を講じているのか
「10年つかえるSEOの基本」
SEOの基本を理解するうえで、極めて本質的な部分についてまとめられた有名な書籍です。
SEOの本は20冊ほど読みましたが、この本は3回くらい読みました。



134ページでわりとサクッと読める分量なんですが、この134ページに本質的な部分が凝縮されています。
2015年に書かれた本なので、最近のSEO対策で重視すべきことは織り込まれていないのですが、Googleの理念の解像度を上げるという意味ではすごく役立ちます。
バイブルとして手元に置いておきたい一冊。
②キーワードを選定する
事前リサーチで大事なこと2つ目はキーワード選定です。
記事にする検索キーワードって何でもいいわけじゃないんです。
ここが結構肝だったりします。
キーワード選定で特に重要なポイントは3点です。
- 適切な検索ボリュームを狙う
- 競合サイトに勝てるキーワードを狙う
- 特定カテゴリの検索意図を網羅する



「ある程度の検索ボリュームがあり」かつ「上位に表示される可能性のある」ものを的確に選んでいくことが大事ということです。
適切な検索ボリュームを狙う
具体的には、「キーワードプランナー」を使って検索ボリュームを調べます。
よく検索数100〜1,000のキーワードを狙うと良いと言われていますが、個人的な経験としては、100と1,000は全くもって難易度が異なります。
なので、私は以下の考えでやってきました。
- 検索数100以下のキーワードはボリュームが小さすぎるので狙わない
- ブログ立ち上げ期は検索数100〜300を狙う
- 検索1位をいくつか取れてきたら300〜500もたまに狙う
- ドメインパワー(サイトの強さを表す指標)がついてきたら500〜1,000を狙う
ブログを立ち上げていきなり検索数300以上を狙っても上位表示が難しいので心が折れます。



焦らず身の丈に合った検索数のキーワードを狙うのが大事です。
競合サイトに勝てるキーワードを狙う
あたり前なんですが、競合に勝てないと上位に表示されません。
なので、強いサイトがひしめき合っているキーワードは狙ってはいけません。
例えば「副業 儲かる」というキーワード、月間検索数は480で良い頃合いですが、大手企業のサイトが上位を占めているレッドオーシャンです。



弱いサイトしかないようなブルーオーシャンキーワードを見つけていくことが大事です!
特定カテゴリの検索意図を網羅する
Googleに評価されるうえで大事なことは、「専門性」があることです。
特定分野について、「おっ、このサイトかなり詳しいな!」って思わせたら勝ちです。
具体的には、とある1語キーワードから派生する2〜3語キーワードに対して、網羅的に記事を書いていくということです。
例えば「モバイルバッテリー」という1語キーワードには、以下にように2語キーワードが派生します。
- 「モバイルバッテリー とは」
- 「モバイルバッテリー 捨て方」
- 「モバイルバッテリー anker」
- 「モバイルバッテリー かわいい」
- 「モバイルバッテリー おすすめ」
- 「モバイルバッテリー レンタル」
- 「モバイルバッテリー 充電できない」
- 「モバイルバッテリー 大容量」
- ・・・
これらをきちんと網羅して、1本ずつ記事を書いていこうということ。
ユーザー目線に立って考えてみてください。
モバイルバッテリーを買おうか悩んでいるときをイメージします。
モバイルバッテリーのことが1本しか書かれていないサイトよりも、色んな観点から網羅的に記事構成されたサイトの方が信頼できますよね。



なので、Googleからも評価されやすくなるということです。
でも、何も考えずに網羅していけば良い訳ではなく、検索数や競合性も加味しながらキーワードを構成していくことが大事です。
③ペルソナを設定し悩み(ニーズ)を明確にする
ライティング前のリサーチで大事なことの3つ目は、ペルソナ設定とニーズの明確化です。
読者ってなぜ検索するかというと、何かを知りたいから検索するんです。あたり前ですよね。
この読者の検索意図にズバッとミートした記事を書くと読者の満足度が上がります。
そして、読者の満足度が上がればGoogleからの評価も上がります。
一方で、検索意図と記事内容がずれると、読者は満足せずに、再検索して他の記事を見てしまうということです。
再検索が発生するとGoogleからの評価は下がります。



この読者のニーズを満たすための大原則が、ペルソナ設定と悩みの明確化にあるということです。
ペルソナ設定とは、たった一人の想定読者を超具体的に思い描くこと
こんな感じで具体的にたった一人の想定読者を決めていきます。
- 吉田賢一(仮名)
- 25歳男性
- 新宿本社の大手メーカー勤務で営業職で外回りが多い(スーツが好き)
- 年収650万円(20代で1,000万円稼ぎたい)
- 毎日2時間ほど残業している(やや不満あり)
- 独身、吉祥寺の駅近辺で一人暮らし
- 筋トレが好きでプロテインをよく飲んでいる
その人の顔や行動パターン、思考パターンが具体的に思い浮かぶくらい、超具体的に細かく設定しましょう。
そうすると、必然的にニーズが手に取るように分かってきます。



ペルソナ設定をしっかりせずにニーズが明らかになることはありません。
この川上の整理を丁寧におこなうのがコツです。
④競合記事を分析する
事前リサーチ、最後の4つ目は、「競合記事の分析」です。
検索順位は「競争の世界」。
競合サイトよりも読者に喜ばれる良い記事を書かないと検索上位の座は勝ち取れません。
ライバルに勝つには、ライバルの分析が大事ですよね。
なので、記事を書く前に、「執筆するキーワードで検索した時にすでに上位に表示されている記事を分析しよう」という話です。
検索上位10件を分析する
Googleで検索上位に上がっている記事は、Googleから評価された記事です。
検索10以内の記事に書かれていることをしっかりと網羅しながら、さらに満たせていないニーズに対して情報提供していく。



これが基本です。
でも時に、単に企業サイトでドメインパワーが強烈に強いだけで中身が優れていない記事もあります。
逆にドメインパワーが強くないのに、上位表示されている記事はかなり優れた記事です。こういった記事はしっかり勉強して、自分の記事に反映していく必要があります。
必要ツールのところで紹介したMozbarを使うと検索でヒットした記事のドメインパワーが一発で分かるので、インストールしておきましょう。
こんな感じで一発でドメインパワーが一目で分かるようになります。


6.ライティング【執筆編】(読んでもらえる記事をつくる)


ロードマップの6つ目は、いよいよ記事を書くステップ。
ここからが本番です!
記事を書くうえで、まず大事なのは、「読者に記事をしっかりと読んでもらう」ということです。
さらに、読者の悩みを解決し、スマホの画面を閉じてもらったら勝ちです。



再検索されると、Googleからの評価が下がります。
読者にしっかりと読んでもらうために大事にしたいこと5つをしっかりと押さえておきましょう。
- 読者の前提を理解する
- 魅力的なタイトルを付ける
- 惹きつける導入文を書く
- 次が読みたくなる見出しを付ける
- 理解しやすい画像を組み込む
①読者の前提を理解する
残念ながら、ブログの記事って自分が思っているよりもきちんと読んでもらえません…。
なぜなら本や有料noteとかと違って、ブログって無料で読めるからです。
人は無料で読めるものを一生懸命読みません。すぐにページが閉じられます。



まずは、こうした読者の前提をしっかりと捉えておくことが第一歩です。
希望的観測を捨てて現実を直視するということです。
しっかりと理解しておきたい読者の前提について、10個にまとめました。
- 読者はあなたに興味がない
- 少しでも違うと思ったら読むのをやめる
- 全ての文字を読まない
- 回りくどいと読まない
- 一文が長いと読まない
- 漢字が多いと読まない
- 文字ばかりだと読まない
- 文が固いと読まない
- 例えがないと理解されない
- 理解できないと読むのをやめる
こうした前提を理解したうえで、ライティングをすると上手くいきます。
②魅力的なタイトルを付ける
検索結果でクリックされない記事は読まれることはありません。
タイガー・ウッズの名言「カップに届かないボールはカップに入ることはない」のと似てますね。
ということで、クリックしてもらえるタイトルを付けることが読んでもらうためのスタートです。
ちなみに、GoogleのアルゴリズムにCTR(クリック率)が入っています。



クリックされるということは、単にそれによって読まれる量が増えるだけではなく、検索順位も上がってさらにブーストがかかるということです!
めちゃくちゃ重要ですよね。
魅力的なタイトル付けに必要なことは、次の10個です。
- ベネフィットを加える(3日で痩せる、コスパ最強のPCが見つかる)
- 簡単にできることを示す(10分でできる、小学生でも分かる)
- 権威性を示す(MBAホールダーが解説、現役医師監修)
- 想定読者を伝える(HSPで悩むあなたに、完全初心者向け)
- 最新性を示す(2022年最新、2022年版)
- 不安を煽る(知らなきゃ損、まだ使ってないの?)
- リアリティをもたせる(私の経験談、1万円の韓国美容整形やってみた)
- 数字を入れる(裏技5選、稼げない理由3つ)
- 一般論に反した表現にする(副業なんてやらなくていい)
- 対義語を入れる(苦しみが快楽に変わる、借金生活から一気にタワマンに)
このあたりを意識してタイトルを考えていきましょう。
他にも4Uのフレームワークを使うのが効果的です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
関連記事:【必見】ブログ記事タイトルの決め方とコツを10個の事例で解説
③惹きつける導入文を書く
ブログを書く時に導入文に力を入れるようになってから、ページ滞在時間がかなり伸びました。
導入文をいいかげんに書いていた頃と、重要性に気づいてよく読まれる記事の導入文をリライトした後の比較です。
Before(導入文がいいかげんな時)


After(導入文リライト後)


「2:28」から「4:25」まで上がっています。
導入文はもれなく全員が読んでくれます。
道入文を読んだ人の中で一人でも多く、本文に送り込むのが導入文の役割。



導入文がしっかりしたことで、それだけ記事をしっかりと読まれるようになったということです。
導入文は型を決めればOK
私の場合、基本的に以下の構成を型にしています。
- 読者の悩みを書く
- 悩みを解決できる理由として、同じ悩みを解決した自分の実績を書く
- 記事の内容(悩みの解決策)を書く
- この記事を読むとどうなれるかを書く
具体例としては、私の以下の記事の導入文を参考にしてみてください!
≫ドメインパワー攻略法!4か月で0から29.2に上げる方法【実例で解説】
④次が読みたくなる見出しを付ける
見出しは、記事タイトルの子供です。
記事タイトルが魅力的でないと記事を読まれないのと同じで、見出しが魅力的でないとその中身は読まれません。
あまりゴテゴテに凝るとそれまた読みづらくなるので、適度にスパイスを加えるくらいがちょうどいいです。
例えば、「Instagramでのフォロワーの伸ばし方」というタイトルの見出しについて、良い例・悪い例は以下の通りです。
あまり文字数が多くなるとぱっと見よく分からなくなるので、長文はNGです。
でも単語だけで端的に表すと無機質になりますよね。
「ありきたりなことが書いてあるんだな〜」って思って、読者はすぐに離脱します。



興味をそそる一工夫をしましょう。
⑤理解しやすい画像を組み込む
開いたページが文字ぎっしりだと、読む気が失せますよね…。
インスタやTik Tokを使って、画像やショートムービーで情報を得ることに慣れた若い読者は、文字が多いとすぐ離脱します。
なので、適宜、画像や図解を織り込むのが大事!
読者は会社のトイレとかで記事を読んでいます
読者って、机に向かって真剣に記事を読んでないんですよね。
例えば以下のようなシーンで記事を読んでます。
- トイレで用を足してる最中
- ATMで並んでいる待ち時間
- 起きてすぐベッドの上でゴロゴロしながら
- 満員電車に揺られながら
こんな状況で、文字がぎゅうぎゅうに詰まった記事を読むかというと読みません。
よっぽど読む必要のあるものでない限り。
なので、そんなに真剣に読まなくても頭に入ってくるように工夫してあげることが大事なんです。



その手助けとして絶対に必要なのが画像であり図解であるというわけです。
例えばtotolaboの以下の記事。
9,533文字の長文記事なのですが、画像や図解を入れているので、かなり読んでもらえています。参考にしてみてください。
≫「得意なことがない」を即解決する自己分析法!得意なことの見つけ方
ブログのライティングに関する参考記事2つを紹介
ライティングノウハウについて、参考として2つの記事を紹介します。
【参考:その①】読まれるブログの書き方テンプレート&例文
ここまで解説してきたように、ブログは毎回ゼロベースで書き方を考えるのではなく、テンプレートや例文を使えば執筆が効率的になります。
なので、「タイトル」「書き出し」「本文」「まとめ」のそれぞれのパート毎のテンプレ&例文を記事にまとめました。
読まれる記事が書けるように、「ブログライティングの棚卸しシート」も記事のなかで無料配布しています。
ご活用ください。
関連記事:【すぐ使える】読まれるブログの書き方テンプレート&例文を無料配布(特典あり)
【参考:その②】ライティングに関するノウハウの全てを一つの記事にまとめました
魂を込めて私が培ってきたライティングのノウハウを「【完全ガイド】読まれるブログの書き方と文章作成のコツ|総まとめ」の記事にギュッと詰め込みました。
間違いなく有料級の情報です。(無料で出しますけど…)



13,400文字なので、少し読むのに時間がかかるかもしれませんが、そのノウハウをしっかりと実践すれば、ライティングのレベルが一段、いや二段くらいは上がります。
それくらい自信ある内容です。
ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事:【完全ガイド】読まれるブログの書き方と文章作成のコツ|総まとめ
7.ガツンとPVを上げる


ロードマップ7つ目のステップは、PVを上げる方法についてです。
私のブログのPVが上がったのは、次の4つのことに愚直に取り組んだからです。
- トピッククラスターモデルで記事を構成する
- 戦略的にリライトする
- ドメインパワーをガツンと上げる
- TwitterでSNS流入数を増やす
順番に解説します。
①トピッククラスターモデルで記事を構成する
Googleから高い評価を受けるうえで、トピッククラスターモデルはかなり重要です。



読者からすると、とあるトピックに対して関連する情報が抜け漏れダブりなく分かるようなサイト構造になっていると便利なんですよね。
こうした構成で記事を書き、それぞれを内部リンクで結びつけるとGoogleの検索エンジンに構造を分かりやすく伝えることができます。
そして、「読者フレンドリーかつ、トピックに対して網羅的に書かれている専門性ある記事」として評価されるということです。
トピッククラスターモデルの作り方
ステップは次の6つです。
- トピックを決める
- ピラーコンテンツのキーワードを決める
- クラスターコンテンツのキーワードを決める
- ピラーコンテンツを作成する
- クラスターコンテンツを作成する
- ピラーコンテンツをクラスターコンテンツを内部リンクで結ぶ
6つのステップの詳細は、以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
関連記事:【最強SEO施策】トピッククラスターモデルがSEO対策の新定番です
②戦略的にリライトする
記事を書くうえで、リライトを前提として書くのがおすすめです。
一発で完璧に仕上げようとするしても、その記事が読者やGoogleに評価されるかどうかは記事を投下してみないと分からないからです。
なので記事投下前にとことん突き詰めて質を上げるのではなく、70点くらいの仕上がりで投下。
その後、Rank Tracker、サーチコンソール、アナリティクス、Clarity(ヒートマップツール)を使って分析する。
そして、データに基づき記事の質を上げていくといった具合です。
効果的なリライトのステップ
リライトって実は結構時間がかかるので、「どの記事をリライトするのか」「どのようにリライトするのか」という戦略なしに、やるとやみくもに時間を消費してしまいます。
実際に私がやっているステップを紹介します。
- Rank Trackerとサーチコンソールを使って対象とする記事を選定する
- アナリティクスとClarityを使って現状を分析し問題点を特定する
- 検索上位の競合記事を分析する
- 記事を修正する
上記は、ガチンコでリライトする時のステップです。



これをやろうとすると正直記事一本書くくらいの労力が必要になります。
サクッとリライトするポイント
なので、まずは以下のように軽くリライトをすることも多いです。
- タイトルを変えてみる
- リード文を改善
- 文章をざっと読んで分かりにくい点を直す
- 書けていない論点を追記
これだけでも検索順位がガツンと上がるケースもあります。
リライトのおまけ情報
おまけ情報ですが、記事を一文字も直さずに「更新」をするだけで検索順位が上がることがあります。



特にインフォメーショナルクエリ(情報系のキーワード)は鮮度が大事だったりしますので、記事の更新日で評価されるといからくりです。
ぜひお試しあれ!
③ドメインパワーをガツンと上げる
検索エンジンにサイトを評価してもらううえで、極めて重要なことが、ドメインの強さです。
私の場合、1ヶ月間、記事を全く書かずにドメインパワーを上げることのみに注力した結果PVが約2倍になりました。



ドメインパワーを上げるだけで、サイト全体が評価されるので、全ての記事がグッと底上げされるんです。
ドメインパワーを高める方法は大きく4つ
- サイトの運営歴を長くする
- 質の高いコンテンツを増やす
- サイトに多くのアクセスを集める
- 被リンクを獲得する
「運営歴」と「質の高いコンテンツ」については、テクニックで解決できません。
頑張ってコツコツ継続するのみ。
アクセス集めについては、「ガツンとPVを上げる」のパートで解説しました。
ここで特に語りたいのは、4つ目の「被リンク獲得」です。



私の経験上、ドメインパワーが爆上がりしたのは、被リンク獲得の影響が大きかったからです。
実はブログを実際に開設してから約1年(最初の半年は放置してたので運用し始めてから半年)の間は、ドメインパワーが0だったんです。被リンクもゼロ。
でもそこから、4ヶ月間。被リンクを獲得し、29.2まで上げることができました。
被リンク獲得戦略
被リンクを獲得するための方法は色んなものがあります。
その中で、私が色んな打ち手を試す中で効果的だった方法は以下です。
- 無料で被リンクを獲得できるサービスをフル活用する
- 相互リンクを依頼する
- 寄稿を依頼する
- 海外で使われている先進事例を活用する
被リンクは受け身で待っていても増えることはありません。



「いかに自分から仕掛けるか」ここに尽きます!
被リンク獲得でドメインパワーを一気に引き上げた具体的な方法については、以下の記事でまとめています。
関連記事:ドメインパワー攻略法!4か月で0から29.2に上げる方法【実例で解説】
④TwitterでSNS流入数を増やす
PVを増やすうえで、SEOだけに頼るのではなくSNSを活用することが効果的です。
特にTwitterはリツイート機能による拡散力が強いので活用必須です。
フォロワーが1万人いると、1ツイートで1,000PVくらいは確保できます。



私の経験の中では、1ツイート3,600PVが最高値です。
SNSでの拡散はSEOに有効
私の実体験による感覚だと、リツイートによってSNS数値はアルゴリズムの評価指標に入っていると思います。
GoogleはSNSシグナルを被リンクとしてカウントしないと言っていますが、公式発言が実は正しくなかったり、覆ったりというのはよくある話。
私のTwitterで好反応だった記事はキーワード的に難易度が高くても上位表示につながっていんですよね。
なので結構関係が深いと読み解いています。
Twitterの伸ばし方(半年で0→1万人)
私の場合2020年2月にアカウントを開設して半年でフォロワーが1万人に増えました。
具体的にやったことは以下です。
- STP(セグメント、ターゲット、ポジション)を定める
- アイコン、名前、プロフィールを整える
- 0〜300人:インフルエンサーの力を借りる
- 301〜1,000人:型を上手く活用する
- 1,001人〜:「違い」のあるツイートをする



この辺りについては、近日中に詳細記事を書こうと思います。少々お待ちを…。
8.確実に収益を上げる


最後のステップは、収益を上げるステップです。



ここが一番大事な所ですよね。
収益化を図るうえで、大事なことは3つだけです。
- アドセンスよりアフィリエイト
- 適切にアフィリエイト案件を選ぶ
- CVRを上げるセールスライティング
①アドセンスよりアフィリエイト
基本的にアドセンスよりもアフィリエイトがおすすめです。
理由は、アドセンスは単価が低く稼ぎにくいからです。
アドセンスは月間4万PVで約1万円ほどの収益。
ちなみに、私が月5万円を達成した時の月間PVは1万PVです。



でも、たまに雑記ブログで1,000万PVを叩き出してアドセンスで稼いでいる人もいるので、絶対アドセンスがNGという訳ではないです。
ただ難易度が高いよ…という話。
私はGoogleアドセンスに登録すらしていないです。
②適切にアフィリエイト案件を選ぶ
収益を上げるうえでアフィリエイトの案件選びはすごく大事です。
ポイントは大きく以下3つです。
- できるだけ単価の高い案件を選ぶ(3,000円以上)
- 発生しやすい案件を選ぶ(会員登録で発生するような案件)
- ブログのコンセプトにマッチしたものを選ぶ
まだASPへの登録が済んでいない場合は、少なくともA8.netともしもアフィリエイトは登録しておきましょう。
③CVRを上げるセールスライティング
広告は単に記事を貼っただけでは、売れません。
購買に繋がる文章を書くことで収益に繋がります。
セールスライティングで私が意識しているのは次の2つのフレームワークです。
BEAFの法則
Benefit:得られるベネフィット
Evidence:証拠
Advantage:比較して優れている点
Feature:特徴
新PASONAの法則
Problem:問題提起
Agitation:共感
Solution:解決策
Offer:提案
Narrow down:絞り込み
Action:行動
セールスライティングの本は、30冊くらい読みましたが、その中でも以下の書籍がすごく役に立ちました。





セールスライティングについては、近日中にノウハウを詳しく解説しようと思います。
まとめ:初心者がブログで月5万円稼ぐための収益化ロードマップ
さて、ブログで月5万円稼ぐための完全ロードマップの記事もこれで終わりです。



2万文字の長文にお付き合いいただきありがとうございました!
今回解説した8つのことを一つずつ確実に実践して身につければ、必ず月5万円の壁を突破できると思います。
むしろ、10万円、20万円と収益が伸びていく基礎がしっかりと身につきます。
この記事は、私が持つブログ運営、SEO、ライティング等の知見を加えて日々情報のアップデートしていきますので、ぜひブックマークしてご利用ください。
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それでは、この記事がお役に立てていることを願って、終わりにします。