仕事ができる人のプライベートの過ごし方【ここで大きな差がつく】

仕事ができる人のプライベートの過ごし方【ここで大きな差がつく】

仕事ができるようになりたければ、「仕事中の時間」ではなく「プライベートの時間」で差をつけろ。

ととのえ

私が20代前半の時、めちゃくちゃ仕事ができる超優秀上司に言われた一言です。

「仕事ができる人って仕事中に何をやっているんだろ?」ということばかり考えていたがゆえに、自分の圧倒的な視野狭窄に気づかされた一言でした。

「仕事で一生懸命頑張っても、なかなか優秀な人に追い付いている感じがしないなぁ~」って思ってたんですけど、そりゃそうですよね。仕事中は同じ時間働いているんですから。

人よりも早くレベルアップをしたければ、仕事以外の時間が勝負。

「あれ?でもプライベートで何をやればいいんだっけ?」

できる人が会社にいる時に何をやっているかは分かりますが、プライベートでどんな過ごし方をしているのかはなかなか掴めないんですよね。

ということで、この記事では、

当時そんな疑問を抱えていた私ならではの視点で、『仕事ができる人のプライベートの過ごし方』を解説していきたいと思います。

この記事の信頼性

私は20代後半から経営学修士(MBA)を取得するために大学院に通っていました。

そこには、トヨタ、リクルート、Amazon、といった大手企業で活躍する会社員や、自分で事業を立ち上げた起業家といった、いわゆる仕事ができる優秀なビジネスマンの同期がわんさかと。

今回紹介する内容は、彼ら彼女らがプライベートでどんな過ごし方をしているのか、ということをまとめたものになります。

この記事の著者
ととのえ

ととのえ
キャリアコーチング、メディア運営、人事コンサルタントとして3つの事業を立ち上げて運営する起業家兼複業家。MBA(経営学修士)取得。

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仕事ができる人のプライベートの過ごし方

仕事ができる人のプライベートの過ごし方1

先に結論ですが、大きく2点です。

  • 勉強(自己研鑽)
  • コンディショニング

もちろん、この2つ以外にも、恋人と遊びに行ったり、家族と過ごしたり、趣味の時間にあてて過ごすこともあります。

「勉強」と「コンディショニング」は想定通りのあたり前の取り組みだと思います。

ととのえ

でも、大事なのは、できる人は、この2つを「どういった視点で」、「具体的に何をしているか」という所です。

ここが今回の内容のポイントです。

仕事ができる人はプライベートで「勉強をしている」

仕事ができる人は「勉強をしている」

プライベートで勉強をしたら勝ち

はっきり言うと、今の日系企業においては、業務以外のプライベートの時間で勉強をしたら確実に周りと差を付けることができます。

下のグラフは、自己研鑽で、研修・勉強会への参加した頻度を調査したものです。

研修勉強会への参加頻度調査

引用:株式会社ドゥ・ハウス「社会人の学び」に関する調査結果

定期的に(2~3か月に1回以上)自己研鑽に取り組んでいる人の割合を見てみると、わずか16.4%です。

今なお、日本企業の多くは入社さえすれば、終身雇用の年功序列で、自動的に給与が上がる仕組みになりますので、勉強しなくて良いんですよね。

周りを見ても勉強している人はそんなに多くないと思います。

勉強はこの3つを!

では、「何を勉強すれば良いのか」という点についてです。

3つあります。

  • 自分が担当する業務の専門性を高める
  • ポータルスキルを身に付ける
  • 遊ぶ

「え…?遊ぶ…?」って思われたかもしれませんが、この後、説明します。

自分が担当する業務の専門性を高める

仕事で高い成果を出そうと思うと絶対に必要になるのが、専門的な知識です。

専門的な知識は、実際の業務に取り組むことで身に付けることができますが、周りに差を付けるのであれば、確実に業務外で勉強することをおすすめします。

私の例で説明します。

私は人事の仕事をしていますが、一言に人事と言っても、「採用、育成、評価、処遇、勤務制度、退職管理、社会保険、人件費、etc…」と、分野が多岐に渡り、幅広い知識が求められます。
実際の実務に携わるだけでは、全ての領域を網羅的にスピーディーに学べるわけではなく、実務のみで全てを習得しようと思うと10年くらいはかかります。

なので、人事という領域に関しては、本を100冊以上は読むことで、周りによりも知識レベルを高めることを行いました。

ポータブルスキルを身に付ける

次にポータブルスキルについてです。

ポータブルスキルとは、「どこへ行ってもどんな職種でも通用するスキル」のことです。

専門的な知識とポータブルスキルの両面が備わっていることが、仕事で高い成果を出すうえで重要となります。

「ポータブルスキルにはどの様なものがあるのか」という点については、こちらの厚生労働省の提唱が分かりやすいと思います。

ポータブルスキルの構成要素

出典元『厚生労働省』”ポータブルスキル”活用研修 講義者用テキスト

私が学んでいたMBAでの学びでこのポータブルスキルが飛躍的に高めることができました。

MBAの入学はハードルがありますが、今は、MBAのエッセンスをスマホで学ぶこともできるようになっているので、グロービス学び放題もおすすめです。

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遊ぶ

最後に「遊ぶ」という勉強です。

社会人の勉強は、机の上で本や参考書を広げることに限りません。

特に環境変化のスピードが速くなっていて、新しいテクノロジーやビジネスモデルがどんどん生まれてきています。

例えば、受付がロボットになっているハウステンボスのホテルに泊まってみることも勉強ですし、トレンドを作る10代と流行りについて話してみることもそうです。
今の世の中の動きをキャッチするという意味で、家から外に出て、遊びながら学びを深めることが重要になってきています。

仕事ができる人はプライベートの「コンディショニングが抜かりない」

仕事ができる人は「コンディショニングが抜かりない」

仕事ができる人は、仕事中に高いパフォーマンスを発揮するために、プライベートの時間を使ったコンディションがしっかりしています。

コンディションで重要視していることを2つ紹介します。

  • アクティブレスト
  • マインドフルネス瞑想

アクティブレスト

アクティブレストとは、「積極的休養」とも呼ばれ、その名のとおり、体をアクティブに動かすことによって疲労回復効果を高める方法です。

「体を動かすと、さらに疲れそう」って思うかもしれませんが、適度な運動で体を動かすと、血流がよくなって疲労物質が排出され、回復効果が高まります
スポーツのアスリートもアクティブレストをよく取り入れています。

「ストレッチ、ヨガ、軽いジョギングなど」の有酸素運動がおすすめです。

逆に、家でゴロゴロしたり、昼までたっぷり寝たりすることを、パッシブレスト(静的休養法)と言いますが、日中に太陽の光を浴びず、必要以上に寝ると体内のリズムが狂ってしまうので、すぐにやめましょう。

アクティブレストについてもう少し詳しく知りたい場合は、こちらの本がおすすめです。

マインドフルネス瞑想

次にマインドフルネス瞑想についてです。

まず、次の事実をお伝えしたいと思います。

脳の質量は体全体の2%しかないにも関わらず、消費エネルギーは全体の20%。
脳の消費エネルギーは、何もしない時にも働く「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という状態で、60~80%を消費する。

そうです。

仕事の一番重要な資本である「脳」を休めるには、この「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」の活動を抑える脳構造を意識的に作っていかないといけないのです。

脳のデフォルトネットワーク(DMN)の過剰な働きを抑制するために、効果的なのが、マインドフルネス瞑想です。

マインドフルネス瞑想が脳によい変化をもたらすことは、医学的にも実証確認されていて、スティーブジョブスや、セールスフォース・ドットコム会長兼CEOのマーク・ベニオフ、リンクトインCEOのジェフ・ウェイナー、ツイッターの創業者エヴァン・ウィリアムズなど世界のエグゼクティブがマインドフルネス瞑想を日常に取り入れています。

マインドフルネス瞑想の詳しいやり方はこちらの記事にて書いていますので読んでみてください。

関連記事:【体験談】マインドフルネス瞑想で実感した驚きの効果(正しいやり方も解説)

まとめ:仕事ができる人のプライベートの過ごし方

今回は「仕事ができる人のプライベートの過ごし方」について解説してきました。

今回解説した、次の2点について、ぜひプライベートの過ごし方として取り入れてみてください。

  • 勉強(自己研鑽)
  • コンディショニング

また今回の記事では、「仕事ができる人のプライベートの過ごし方」にフォーカスして解説しましたが、「仕事ができる人になるための方法」についても、こちらの記事で網羅的に詳しくまとめていますので、合わせて読んでみてください。

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