【書評・要約】「複業の思考法」スキルの掛け算で年収が増える

こんにちは、ととのえです。

 

今回は、全米給与ランキング4位のSplunkでエンジニアとして勤務しながらUdemy講師やYoutuberとして活躍する複業家、酒井潤さんの著書『シリコンバレー発スキルのかけ算で年収が増える複業の思考法』について解説します。

 

この記事を書いた人
ととのえ
国内最大手企業に勤務しながらベンチャー企業での勤務をはじめ複数の副業に取り組む。10年以上人事に関わり企業内で副業制度を導入。MBA(経営学修士)取得。
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「複業の思考法」の著者

「複業の思考法」著者:酒井潤

この本の著者は、酒井潤さんです。

経歴は次の通りです。

1998年、同支社大学神学部卒業。サッカー推薦で大学に入学し、在学時は大学日本代表に選出。2002年、北陸先端科学技術大学院大学情報科学専攻修士修了。04年、NTTドコモ入社、05年、ハワイで起業。その後、米国にて複数社勤務後、現在は、全米給与ランキング4位の米国Splunk,Incにてソフトウェアエンジニアとして勤務。Udemuの講師としても活躍する。

 

  • 日本代表@サッカー選手
  • 日系大企業勤務@NTTドコモ
  • 起業・経営@ハワイ
  • シリコンバレーエンジニア@米Splunk
  • 副業@Udemy動画配信

 

シリコンバレーエンジニアというと幼少期から勉強ができてエリートな育ち方をした人をイメージしますが、スポーツ選手からの転身という所がとても興味津々なところです。

 

ととのえ
当然、大学を卒業するタイミングでは、英語力やプログラミングスキルがゼロの状態なのですが、そこからどの様にスキルを身に付け、年収1億円を実現するに至ったのか、酒井潤さんと対話するようにそのストーリーを紐解くとすごく面白いです。

 

 

「複業の思考法」の魅力

人生100年時代において

  • どの様に仕事を選択すればよいのか?
  • どの様にキャリアを積み上げていけば良いのか?
  • どの様に稼げば良いのか?

こういった観点に対して、酒井潤さんのヒストリーをもとに多くのヒントをもらえる一冊です。

 

タイムマシーンに乗って小学生の自分に出会えたら、あなたはどんなアドバイスをしますか?

「いまのままでいいんだよ」って本気で言えますか?

本書はこんな問いかけからストーリーが始まるのですが、生き方や働き方を考えるうえで、凄く本質的な問いですね。

 

スポーツ選手、日本企業、起業、米国起業、副業という東西南北で多様な経験をしてきた酒井潤さんだからこそ、語れるキャリア論・複業論があると思います。その酒井さんのヒストリーを疑似体験しながら、キャリア戦略・複業戦略を考えることができるというのがこの本の魅力です。

 

よくある抽象度の高いハウツー本とはうってかわり、複業に対する考え方や戦略について、酒井潤さんの具体的な事例から気づきや学びが得られる本なので、ぜひ手に取ってみるべき一冊です。

 

本書の内容(目次)

序章 100年も働けません。-鳶が鷹を生む「シン・キャリア戦略」

第1章 働き方に、正解はありません。-シリコンバレー流「いいとこ取り」の働き方改革

第2章 文系でもプログラマーになれます。-リソースを効率的に投下する「ずるいキャリア構築」

第3章 明日から、シリコンバレーで働けます。-日本人が知らない「海外勤務ルート」

第4章 YouTube動画は昼休みにつくりなさい。-キャリアを活かして稼ぐ「究極の副業」

第5章 ラクして一番になれます。-「確実に勝てる場所」を探し当てる方法

終章 50歳になったら、遊びます。-家族がいても、「やりたいこと」をやり続ける方法

 

 

「複業の思考法」のポイント

ここからは本書の中で特にグッと来たポイントを3つ解説していきます。

 

「ハーフな働き方」を目指そう

日本人は「やりがい」で仕事を選びがち。でも、世の中のため人のために尽くすためには、「お金」が必要になることを忘れてはならない。

ここ最近特に顕著に表れていますが、「やりがい」「働きがい」「世の中への貢献感」を重視して仕事を選ぶ人が増えてきています。これは決して間違ったことではなく、凄く正しく素晴らしいことです。でも、それだけで本当に幸せな状態になれるかということなんです。

 

これは私の考えですが、誰かのために何かをしようと思ったら、まずは自分が満たされる必要があります。

 

例えば、自分が全く食べるものがなくて飢えているのに、誰かに食べ物を分け与えようと本心から思うかというと、そうでないですよね。(家族とかは別にして)

 

仕事は誰かを喜ばせる(=世の中に価値を提供すること)で成り立つので、「誰かのために」という考え方は凄く健全です。でもそのための第一歩としては、まずは自分自身をしっかりと満たすことが必要ですね。

 

ととのえ

「お金を稼ぐ」ことが美徳とされない日本ですが、アメリカのようにお金を稼ぐことが重要というエッセンスも合わせ持つということは凄く共感したポイントです。

 

トレンド産業に乗る

ひょっとすると、医者や弁護士の資格を取るために地頭がいい人と勝負するよりも、エンジニアのほうがラクに稼げるかもしれない。

どうすれば稼げるのかを考えるなかで、2000年代前半に酒井さんはエンジニアになる道を選んでいます。

 

業界別平均年収

出典:年収ラボ

 

こちらは、業界別に平均年収を並べたものになりますが、年収って能力によって決まるのですが、それ以上にインパクトが大きいのって「仕事の種類」なんですよね。

 

すごく極端な例ですが、スーパーのレジ打ちが日本1位の速さでできたとしても、年収が1,000万円になることはありません。でも、今需要が高まっているプログラミングにおいては、日本で5,000位のレベルだとしても、楽勝で年収1,000万円を超えるんですよね。

 

ととのえ
「どこで戦うのか」ということの見極めが死ぬほど重要ということですね。

 

専門領域を活かして副業をする

  • 誰しも、語れる専門分野が一つはあるはず。名刺代わりとしても活用できるので、電子書籍はおすすめ。
  • 誰しも専門性を活かして講師になれる。それがUdemyを活用した副業。
  • 動画発信では希少性が大事。あなたしかしらない「専門的な知識」をどんどん発信すること。

副業をする時に、自分の専門領域を活かして発信することが重要です。

 

一昔のビジネスは、個人として顧客に対してリーチすることの難易度が非常に高かったのですが、SNSやYoutubeなどが登場して、個人でもどんどん露出することが可能になっています。

 

自分の専門を活かしてコンテンツを作り、SNSでどんどん発信する。

 

これがこれからの時代の副業戦略の基本ですね。

 

 

最後に:酒井潤さんからのメッセージ

20代、30代、そして未来のある子供たちにたった一つ伝えられるとすれば。何事も「徹底的に調べてほしい」ということ。

酒井さんは時代のトレンドに波乗りするような生き方をされていますが、ただ単にトレンドに乗ってきたわけではなく、人生の節目節目で、いくつかの選択肢から一つを選ばなければならない時に徹底手にリサーチをされてきたそうです。

 

それも、単に上辺の情報をネットで調べるのではなく、ニッチな部分まで調べ尽くすということです。

サッカー選手時代も年間100本以上のプレーの動画を見たり、サッカー選手の著書も購入して読むことで技術的なことを研究されていたそうです。

 

ととのえ
誰もが面倒臭がってやらない所までリサーチするからこそ、トレンドの目利きやトレンドを攻略する方法が見いだせるんですよね。ここは、ぜひとも見習いたいところです。

 

※参考:巻末付録

本書では巻末に酒井潤さんがおすすめする「人生を変える1冊」「稼げる思考になるための配信コンテンツ」が紹介されています。こちらも参考になるので、ぜひ本書を一度手に取ってみてください。

 

今回の記事は以上となります。

 

この本以外にも、副業に役立つ本をまとめて紹介していますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

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