プレゼンテーション力が爆発的に上がる5つの極意&ノウハウを徹底解説

プレゼンテーション力が爆発的に上がる5つの極意&ノウハウを徹底解説
この記事で解決できる悩み!
  • 堂々とかっこよくプレゼンテーションしたいけど、なんか固くなっちゃうんだよなぁ…
  • 上手くやろうと思えば思うほど、どうしても緊張しちゃう… 
ととのえ

私は元々あがり症で、人前で話すときには、いつも心臓バクバクで顔が真っ赤になっていました。

最初から上手く話せる人なんてほんの一握りでほとんどいないと思います。

そんなプレゼンテーションが苦手な私ですが、今は会社役員数十人の前で企画を提案したり、社外では数百人のビジネスマンに向けて講演を行うことができるまでに成長しました。

私がこれまでのプレゼン上達に向けて試行錯誤してきた中で特に効果があった方法と、ビジネススクール(MBA)で学んだノウハウを掛け合わせた極意を解説したいと思います。

ちなみに、以下の記事では話し方やプレゼンテーションのスクールを比較しました。スクールは自分の話し方を客観的に分析したうえで改善策が分かるので、レベルアップの選択肢としてありだと思います。

関連記事:話し方教室のおすすめ7社を厳選紹介!オンラインで安いスクールもあり

この記事の著者
ととのえ

ととのえ
キャリアコーチング、メディア運営、人事コンサルタントとして3つの事業を立ち上げて運営する起業家兼複業家。MBA(経営学修士)取得。

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ビジネスのシーンで成果を出すにはプレゼンテーションが大切

ビジネスのシーンで成果を出すにはプレゼンテーションが大切

これは転職エージェントdodaがビジネスパーソン1,000人に調査した結果です。

転職において有利だったスキルの上位に、「コミュニケーション」「プレゼンテーション」があがっています。

転職で有利だったスキル

引用:dodaのデータを元に作成

仕事って一人で完結するものって少ないんですよね、人に伝え、人を動かし、協力を取り付けながら前に進めていくもの。

ととのえ

仕事ができる人は、プレゼン上手、コミュニケーション上手な人というわけです。

プレゼンテーション力が飛躍する5つの極意&ノウハウ

プレゼンテーション力が飛躍する5つの極意&ノウハウ

はじめに:プレゼンテーションで大切なこと

「メラビアンの法則」をご存じでしょうか?

1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものです。

なんと、聞き手に与える影響は、視覚と聴覚で93%を占めるのです。

要するに、見た目と声のトーンや大きさなどが極めて重要ということです。

メビラニアンの法則
ととのえ

それでは、この視覚・聴覚の活用も踏まえてプレゼンテーションが見違えるように上手くなる極意を解説します。

プレゼン力が飛躍する5つの極意は次の通りです。

プレゼン力が飛躍する5つの極意
  1. イントロの3Sを制する
  2. 適切なキャラクターを設定する
  3. ろくろポジションを使う
  4. 声のトーンとペースを操る
  5. プロポーズテクニックを活用する

一つずつ詳細を解説していきます。

極意①:イントロの3Sを制する

イントロの3Sとは、以下のことです。

  • Stop(一旦停止で一呼吸する)
  • Smile(口角を上げて優しく笑顔をつくる)
  • Slow(ゆっくり話し始める)

上記の3Sができればプレゼンのスタートはパーフェクトになります。

「プレゼンの成功=緊張を制すること」と言っても過言ではない

プレゼンで一番大事なことであり、一番難しいことは、「緊張を操る」ことです。

緊張したままプレゼンテーションをはじめると、頭が真っ白になったり、話さなければいけないことをすっ飛ばしたりと、全てが台無しになりますからね。

では、どうやって緊張を攻略すれば良いのか?

前提として認識しなければいけないことは、「緊張をなくすことはできない、いかに早く和らげるかがポイント」ということです。

「大きく深呼吸する」「手のひらに人と書いて飲み込む」「聴衆をじゃがいもだと思う」

みたいなことを言われますが、これで緊張がなくなったことはありますか?

ととのえ

残念ながら私は一度もありません。

緊張はなくそうとしてはダメなんです。緊張を受け入れて、いかに早く和らげるかが大事なんです。

緊張を攻略するための方法が「イントロの3S」

イントロの3Sを具体的に解説します。

STEP
Stop(一旦停止で一呼吸する)

出番になった瞬間に話始めるのではなく、一旦停止するんです。

緊張状態でいきなり話はじめるのは、寝起き直後に100mダッシュをするのと同じことです。
上手く話せず怪我をします。

まず、1,2秒の間を置き、自分が緊張している状態を観察してしっかりと認識しましょう。

STEP
Smile(口角を上げて優しく笑顔をつくる)

1,2秒の間の後に、一息深呼吸したら、にっこり笑顔を作ってみましょう。

社内のプレゼンテーションなど、笑顔を作れないシーンであれば、口角を少し上げる程度で良いです。

これは、自分の緊張を受け入れる行為です。
緊張を抑えようとすると、それに反して緊張はさらに高まります。ポイントは受け入れることです。

STEP
Slow(ゆっくり話し始める)

最後は、通常の0.8倍の速さで話し始めることです。

緊張状態だと1.5倍くらいになりますが、緊張している状態を認識し、受け止め、ゆっくり話しはじめることができたら、すでに緊張をコントロールできている状態です。

この時点で、すでに緊張から解き放たれ始めているといっても良いです。
また、テンパらずに、スタートが切れれば、後は致命的なミスにいつながる確率はグッと抑えることができます。

極意②:適切なキャラクターを設定する

2つ目の極意は、「自分に合った適切なキャラクターをイメージして話をする」ということです。

プレゼンにおいてAppleのスティーブ・ジョブスが有名で、「ジョブスのようなイメージでプレゼンするとよい!」と書かれた本が多いです。

でも、本当にそうでしょうか?

ととのえ

私の答えは「NO!」

もちろん、ジョブスのプレゼンテーションは凄く惹きつけられるものがあるりますが、全員に当てはまるものではありません

ジョブス100%ではなく、自分のキャラを踏まえてそこにジョブスを加えることが重要です。

私の場合は、「知的×情熱」が自分のキャラクターなので、理論整然とした内容を荒々しい言葉でパッションで伝えるスタイルが一番フィットします。

私がいつもイメージしているのは、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんです。

伊藤さんが自分キャラクターにフィットするんですよね。

ちなみに、「16Personalities」という12分でできる診断で、以下のように自分の特徴を理解することができますし、自分の特徴に近い有名人も見ることができます。

16personalities

極意③:ろくろポジションを使う

3つ目の極意は、「ろくろポジション」というジェスチャーを使うことです。

両手を胸の前に出し、手のひらは柔らかく何かを包み込むような形を取ります。

ちょうど、陶芸のろくろを回す手のポジションです。

こんな感じ↓

ろくろポジション

ろくろポジションで「信頼」が生まれる

ろくろポジションがなぜ大事なのかというと、「信頼」が生まれるんですよね。

プレゼンテーションで相手を引き付けるために重要なことは「信頼感」です。

心理学では相手の第一印象は「第一声を発するまでの間に決まる」と言われています。
つまり、第一印象は「6~7秒」で決まるのです。

イントロで落ち着いた雰囲気で信頼を持ってもらえるような立ち振る舞いができるかが勝負。

ととのえ

ろくろポジションを定位置とし、あとは、片手をあげたり、前に出したりとジェスチャーを加えると、すごく優れた専門性を持ち、権威があり、信頼できると感じてもらえるようになります。

極意④:声のトーン・ペース・大きさを操る

4つ目の極意は、声のトーン、ペース、大きさをしっかり操るという点です。

冒頭のメラビアンの法則で話ししたように、聞き手への影響の38%は聴覚によるものです。

そうです、声の「トーン」「ペース」「大きさ」が大事なんです。

あまり複雑に考えてもプレゼンテーションの本番では意識できないので、以下2つのことだけ実践するのが効果的です。

  • イントロは「低いトーンでゆっくりとしたペース」を意識する(落ち着いた印象が大事)
  • 話の最中は「高めのトーンで大きな声」で表現する(熱が入った印象が大事)

基本はこれだけでOKです。

ここは、言葉で説明しても伝わりにくい部分があるので、こちらの動画を見るとイメージが付くと思います。

ととのえ

笑っちゃいますよね。
93%は聴覚と視覚から情報を得ているというのはこういうことなんです。

極意⑤:プロポーズテクニックを活用する

最後の極意は「プロポーズテクニックの活用」です。

プロポーズテクニックは、その名の通り、一人の相手に対してプロポーズをする様に話かける技術です。

なぜこれが大事なのかというと、プレゼンは「心を動かす」ことが重要だからです。

プレゼンで聞き手が複数人いると、どうしても全体に対して話をするようになり、熱量が分散してしまいます。

そこで、誰か特定の一人を定めて、1対1で話をしているように話かけるのです。

ととのえ

もちろん最初から最後までというわけではなく、1メッセージずつ相手を変えて、全員に対して少しづつプロポーズをしていくイメージで話をすると効果的です。

プロポーズを意識することで、「響くプレゼン」になるんですよね。

プレゼンのレベルを飛躍させる2つのトレーニング方法

プレゼンのレベルを飛躍させる2つのトレーニング方法

ここまでは、プレゼンが見違えるように上手くなる極意について解説してきました。

ここからは、プレゼンレベル飛躍させるための効果的な2つのトレーニング方法を解説します。

ととのえ

「分かる」と「できる」は全く別物ですからね。
「分かる」を「できる」にするためにしっかりとトレーニングをしていきましょう。

練習せずにプレゼンが上手な人はいない

ちなみに、生まれつきプレゼンが上手な人はほんの一握りの天才を覗いてほとんどいません。

みんなプレゼンの練習を重ねてレベルアップをしています

Appleのスティーブ・ジョブスは、iPhoneの5分間のプレゼンテーションの準備に費やした時間は数百時間、そしてリハーサルは丸2日間と言われています。

でも、プレゼンは練習すれば必ず上達するものです。

では、効果がかなり高いおすすめのトレーニング方法を2つ解説します。

プレゼンテーションの効果的な練習方法
  1. 自分で動画を撮る
  2. 資料なしでプレゼンする

こちらも順番に見ていきましょう。

トレーニング①:「自分で動画を撮る」

一つ目は、自分のプレゼンしている様子を動画で撮って見てみるということです。

自分がどの様な話し方をしているかを客観的に見るとすぐに改善ポイントが分かります

なので、これはまず最初に絶対やるべきトレーニングです。

自分が思い描いているイメージと、実際の自分のプレゼンの様子は、思っている以上にギャップがあるもの。

ととのえ

ちょっと悲しくなるんですが、そこはグッと耐えましょう…。

いつまでもプレゼンが上達しない人って、自分のことを客観視できてないんですよね。

動画で自分を見れば、どこをどう改善すれば良いか一発で分かります。ぜひ実践してみてください。

トレーニング方法②:「資料なしでプレゼンする」

2つ目のトレーニング方法は、「資料なしでプレゼンする」ということです。

プレゼンが上手くいくかどうかは、はっきり言って「練習量」に完全比例するんですよね。

プレゼンが失敗する人は練習量不足です。

最初は、資料を見ながら話す言葉を書き出して整理して、読みながらプレゼンの練習をしますが、資料なしで話せるくらい繰り返してみてください

資料なしで話せる状態になったら本番は無双できます

私は車を運転している時間を使って、資料なしで最初から最後までプレゼン練習をしています。

できたら言葉を発しながらやるのが一番ですが、電車の中だったり街を歩きながらの場合は心の中で話す感じでもOKです。

ととのえ

スライドがなくてもスラスラ話せるようになると、それが自信に繋がり本番は無双できます。

ぜひここまでやってみてください。

短期間でプレゼンスキルを飛躍する方法

動画を撮ってみたり、今回紹介した極意を意識しながら何回も練習を重ねることで、確実にプレゼンは上達します。

でも、もっと短期間でプレゼンスキルを飛躍させたいなら、「コミュトレ」を受けてみるのも一つです。

コミュトレは、コミュニケーション力を飛躍させるためのオンラインスクールです。

ととのえ

私の職場の仲間が受けていて、プレゼンが下手だったんですが、たった3ヵ月でかなり飛躍して驚きました。

ちなみに、無料でコミュニケーションレベルの診断をしてもらえ、アドバイスもしてもらえます。

私も実際に無料診断を受けてみたんですが、思っていた以上に自分を客観視することができて、これまで気づけなかった課題に気づくことができました。

無料診断&アドバイスを受けるだけで、課題と改善の方向性が分かるので、それだけは絶対やっておいた方がいいです。

コミュトレ「無料診断&アドバイス」のページはこちら

※無料カウンセリングは毎月限定100名みたいなのでお早めにどうぞ

関連記事:コミュトレを実際に使って分かったことをを生々しく解説!(評判・料金・後悔ポイントもあり)

まとめ:プレゼン力が飛躍する5つの極意&ノウハウ

まとめ:プレゼン力が飛躍する5つの極意&ノウハウ

さて、今回は、誰でも見違えるように上手くなるプレゼンテーションの5つの極意を紹介してきました。

最後にもう一度5つの極意をまとめておきます。

プレゼン力が飛躍する5つの極意

  1. イントロの3Sを制する
  2. 適切なキャラクターを設定する
  3. ろくろポジションを使う
  4. 声のトーンとペースを操る
  5. プロポーズテクニックを活用する

ぜひ明日から仕事の中でトライしてみてください。

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