レジリエンスを高める習慣とは?【VUCA時代に最も大切な力】

「レジリエンスについて知りたい」

「レジリエンスを高める習慣について知りたい」

 

ととのえ
この記事では、こんな疑問を解決する内容になっています。

 

私の会社で、一流の大学を卒業して、高いスキルを持っているのに、思ったように成果を上げれていない人がいます。

 

一方で、入社当初は特別なスキルを持っていなくてもストレスやプレッシャーを糧にして、成功する人もいる。

 

この違いこそが、VUCA時代に最も大切と言われる力「レジリエンス」の違いです。

 

VUCA時代で成功するか否かを分ける「レジリエンス」の高い人、すなわち超一流のメンタルを持つ人が、レジリエンスを高めるためにどんな習慣を持っているのか、という点について解説したいと思います。

 

  • レジリエンスの必要性
  • レジリエンスとは
  • レジリエンスを高める習慣

 

この記事を読むと、

レジリエンスを高める方法が分かり、これからの時代で勝ち抜く人材に一歩近づくことができます!

 

この記事を書いた人
ととのえ
大手企業に勤めながらもベンチャーで複業をするパラレルワーカー。大手企業では、最年少で管理職に昇進。働きながらMBA(経営学修士)取得。
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レジリエンスを理解するにあたり、「VUCA時代」を正しく捉えておくことが大事なのでこちらの記事で詳しく解説しています。よければ合わせてどうぞ。
VUCA時代を生き抜くための5つのスキル【正解なき時代の生き方】

なぜ、レジリエンスが大事なのか?

なぜレジリエンスが大事なのか

VUCA時代に最も必要な力こそがレジリエンス

今の世の中は、VUCAの時代と言われています。

 

VUCA時代とは、テクノロジーの急速な進展によって、不確実性が高く先読みが難しい時代ということです。

 

例えば、スマホの登場により、ガラケーは一瞬で姿を消し、スマホで色んなメディアを見ることができるようになりました。
それによって、TVやゲーム業界などは、大きな変革をすることを余儀なくされています。また、新型コロナウイルスが訪れたことによって、飲食業界や旅行業界もこれまでとは違う戦い方をしなければ生き残ることはできない状況になっています。

 

こうした、色んな荒波が当然のように訪れる時代では、それに一喜一憂していたら、心が持ちません。

 

こうした状況でもしなやかに対応できるメンタル」を持って、困難を乗り越えることができる人が勝ち抜ける時代なんです。

 

 

私は昔メンタルが弱かった

私は、一緒に働く仲間から、「メンタル強いね」って、かなり高い確率で言われます。

 

でも、スポーツを中心にしてきた学生時代はメンタルがすごく弱かったんです。

 

ととのえ
年下の相手と対戦する時は、すぐに「負けたらどうしよう…」という思考が働き、負けた時の言い訳ばかりが頭に思い浮かんでいました。

 

その結果、試合で良いパフォーマンスが出せずに、結局負けて落ち込む、という悪いサイクルにいつも陥っていました。

 

でもコーチからメンタルを強くするトレーニングを学び、実践する中で、ストレスやプレッシャーを逆に糧にできるようになり、「メンタルって意識や心持次第でどんどん強くなるんだ!」っていう実感を得たことを覚えています。

 

社会人になって読んだ、『STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる』という本が、私自身のメンタルのレベルアップにつながった理論とかなり近かったので、その本の理論を引用しながら、解説します。

 

 

レジリエンスとは

レジリエンスとは

あらためて「レジリエンス」という言葉について解説します。

 

レジリエンスは、脆弱性の反対の概念で、自発的治癒力と言われています。

 

もう少しイメージしやすい言葉で一言で言うと、「心のしなやかさ」です。

 

メンタルが強いということは、固くて強靭なイメージ、木でいうと「桜」をイメージしがちですが、そうではなく「竹」のイメージです。

 

困難にぶつかっても、「全くダメージを受けない(全く凹まない)」というわけではなく、例え押しつぶされたとしても、「すぐに立ち直り、復活する力を持っている」状態です。

レジリエンス

 

レジリエンスには、

  • 回復力
  • 弾力性
  • 適応力

といった3つの要素があり、それぞれの意味合いは、次の通りです。

 

「回復力」
困難に直面しても、すぐに元の状態に戻ることのできる力です。

「弾力性」
予想外のショックやストレスを受けても耐えることのできる精神力です。
言い換えると衝撃を吸収する柔らかさです。

「適応力」
良きせぬ変化が訪れた時に、反発するのではなく、受け入れて対応することができる力のことです。

 

また、レジリエンスは、ある一部の人にしか備わっていない特殊なスキルというわけではなく、誰でも身に付けることのできるスキルです。

 

ととのえ

さらに、レジリエンスは、心身の過度な疲労によって時に衰えることもあれば、逆に大人になってからでも習慣次第では十分に鍛えることができる力なんです。

 

 

レジリエンスを高める習慣

レジリエンス高める習慣

レジリエンスを高めるための5つの習慣

レジリエンスを高めるための大事な習慣は次の5つです。

 

  1. 「能動的な楽観主義」
  2. 「決断力と行動力」
  3. 「道徳的な指針」
  4. 「粘り強さ」
  5. 「周囲のサポート」

 

この5つについて、詳細を解説します。

 

①「能動的な楽観主義」

能動的な楽観主義とは、「物事が良くなることを願い、そうなることを心から信じている状態」を表します。

 

このポイントは”能動的”という部分にあります。

 

逆の言葉の”受動的”な楽観主義は、ただ神に願ったりしている状態で「他人任せに祈る」ことを言います。

 

レジリエンスにおける能動的な楽観主義は、自分が主人公であり、自分の行動によって物事が上手くいくと信じているんです。

 

上手くいくと信じているから、目の前に困難な状況が直面したとしても、「明るい未来に向かう道のりの一つにすぎない」という捉え方をするんです。

 

ととのえ
だから、解決の一手を打つことができ、それによって前に進んでいけるんですよね。

 

でも、はじめから自分で状況を改善することを諦めている人は、困難な状況に直面した時に、「誰かが助けてくれないかな…」という発想から思考がはじまります。

 

たとえ誰かが助けてくれたとしても、自分の成長には繋がらず、次に同じ困難に直面したら、自力で解決できないんです。

 

 

②「決断力と行動力」

時に、大きな困難に直面すると、気分が落ち込み無気力になることがあります。

 

こうした落ち込んだ状態が長引くと、どんどん行動が起こせなくなり、ますます立ち直れなくなります

 

レジリエンスの高い人は、落ち込んだとしても、くよくよと考えすぎずに、やるべきことを決めて、何かしらの行動を起こして前に進んでいきます

 

サッカー日本代表の本田圭佑選手が次のようなことを言っていました。

 

本田圭佑
本田圭佑選手
最近、身近な人にウサギとカメの話をよくするんですよ。
日本人は足も遅いし、身体も弱い。そのカメがウサギに勝とうと思ったら、進み続けないといけない。
悩んでいる同級生とかがいたら、それをぶつけますね。「どうやったら勝てるか考えろ。進み続ける以外にないやろう」って。

 

本田圭佑選手は、逆境に直面しても、折れることなく常に前を向き続けて歩みを止めません。

 

彼のその心のしなやかさは、決断と行動力があるからなんです。

 

 

③「道徳的な指針」

上記の「決断して行動を起こす」うえで大事なことが、この「道徳的な指針」です。

 

逆境におかれ苦しい状況だと、普通なかなか冷静に判断を下すことが難しくなります。
でも、ぱっと判断して前に進まなければならない。

 

トヨタ自動車の豊田章男社長は、

豊田章男
豊田章男社長
やりたい事を日々努力し続け、出来る様になる人をお天道様は、 ちゃんと見ている。

 

これは豊田章男社長の道徳的な指針であり、困難な状況に直面したとしても、この指針があるから、決断をすることができるんだと思います。

 

 

また、Yahooアカデミア学長の伊藤羊一さんは、次のように言っていました。

伊藤羊一
伊藤羊一氏
迷ったらワイルドな方を選ぶことを決めている!

 

これも、どんな状況でも決断して前に進むための指針の一つです。

 

 

④「粘り強さ」

レジリエンスの高い人は、「諦める」という言葉を知りません。

 

度々ですが、レジリエンスが極めて高い本田圭佑選手の言葉です。

 

本田圭佑
本田圭佑選手
挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。自分の夢、そんなに簡単に諦められるかって話でしょ。

 

一つ目に紹介した「能動的な楽観主義」との関わりが強いのですが、物事が良くなることを信じているからこそ、諦めないんです。

 

諦めずにコツコツと努力を続けさえすれば、必ず物事が好転すると信じているんですよね。

 

 

⑤「周囲のサポート」

逆境や挫折から立ち直る時は、周囲のサポートがあると、そうでない時と比べて立ち直る確率とスピードが上がります

 

私は、20代半ばの時、足の大きな怪我によって、これまでスポーツ一筋で歩んできたスポーツ人生の道を失いました。

 

でも、その時に知り合いから相談に乗ってもらえる経営者を紹介してもらい、夕方から夜中の日付が変わる時間まで、ぶっ続けで話を聞いてもらった経験があります。

 

話をすればするほど、自分の中で自然と向かうべき方向が見え始め、それと同時に火山の噴火のようにやる気が一気に湧き溢れました

 

ととのえ
この経営者のサポートがあったからこそ、かなり大きな困難でしたが、さほどの時間的なロスなく立ち直れたと思っています。

 

一方、周囲からのサポートを受けることができるかどうかは、”運”による部分もあります。

 

でも、私は「GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代」という本を読んでから、この周囲からのサポートの力を最大化できる方法があるんだということを知りました。

 

詳しくは、後日、記事を書こうと思いますので、少々おまちください!

 

 

まとめ:レジリエンスを高める習慣

今回の記事ではレジリエンスを高める習慣について解説しました。

 

レジリエンスを高めるための大事な5つの習慣をまとめます。

  1. 「能動的な楽観主義」
  2. 「決断力と行動力」
  3. 「道徳的な指針」
  4. 「粘り強さ」
  5. 「周囲のサポート」

 

この記事は以上です。この記事がレジリエンスを高め、VUCA時代を勝ち抜くためのヒントの一助になっていれば幸いです。