- これからの時代を勝ち抜くためにどんな自己投資をしたらいいの?
- これからの時代に必要なスキルはどんなもの?
- 20代の自己投資先としておすすめなものを知りたい!
社会人3年目くらいの時に、「いち早く活躍したい!」「年収を上げたい!」という気持ちがかなり強くて、知り合いを通して社内外問わず活躍しているビジネスマンに片っ端からコンタクトを取り、その秘訣を聞いて回るということを2,3年やっていました。
そこで分かったことがあるんです。
それは、全員共通して、スキルアップに向けて惜しみなく自己投資していたというです。
「仕事ができる人」「年収の高い人」は、生まれ持った才能ではなく、努力でその状態を築きあげていたのです。
それ以降、「スキルアップのための自己投資は絶対に惜しまない!」と心に決め、自己研鑽に励んだ結果、そこからは会社の同期の中で一番速いペースで昇進をすることができました。
20代で600万ほど自己投資しましたが、年収は新入社員時の約4倍まで上げることができ、600万円は十分すぎるほど回収できています。
この記事では、ダメリーマンからスキルアップの自己投資を行うことで変化を遂げた私の実経験に基づき解説しています。

ととのえ
キャリアコーチング、メディア運営、人事コンサルタントとして3つの事業を立ち上げて運営する起業家兼複業家。MBA(経営学修士)取得。
20代社会人に自己投資が必要な理由


なぜ、20代で自己投資が必要なのか。
- 周りと大きく差を付けることができるから
- 20代は潤沢に投下できる「時間」があるから
- 自己投資をしないと収入が上がらないから
理由①:周りの人と大きく差を付けることができるから
仕事で周りの人と差を付けようと思ったら、周りと違うことをやらなければいけません。
つまり、皆がやっていないことをやるということです。
そして、その”皆がやっていないこと”というのが「自己投資」です。
日本の企業で働く人の中で定期的に研修などの自己研鑽を行っている人の割合を知っていますか?
なんと、たったの16%です。
周りを見れば分かると思いますが、自己研鑽にしっかりと取り組んでいる社会人って意外といないんですよね。



基本的に平日の日中に働くことは、ほぼ皆同じです。なので、それ以外の時間を使って自己研鑽することが、周りと違いを出す大事なポイントなんですよね。
理由②:20代は潤沢に投下できる「時間」があるから
20代が自己投資すべき2つ目の理由です。
自己投資は「お金」だけではなく「時間」という資源も含まれます。
人生のライフステージが進むと、結婚し子供が生まれ、だんだんと自由に使える時間がどうしても少なくなりがちです。
自分一人で使える時間が潤沢にあるうちに、思いっきりその資源を自己投資に充てることで、周りとグッと差がつきます。



ぼーっとSNSやNetflixを見て過ごす「浪費」を選ぶのか、本を読んだりeラーニングを使って勉強する「投資」を選ぶのか。
今後の活躍や稼ぎは雲泥の差です。
理由③:自己投資をしないと収入が上がらないから
収入は生み出す価値で決まり、生み出す価値はスキルで決まります。
すなわち、スキルアップへの自己投資をすると収入が確実に上がります。逆に言うと、自己投資をしっかりしないと収入は上がりません。



もう少し丁寧に説明しますね。
なぜ収入が生み出した価値によって決まるかというと、収入は労働(提供価値)の対価だからです。
会社員だったら、大きな価値を生み出さなくても年功序列で給料が上がる会社もあります。
でも終身雇用が終わり、より成果型の人事制度にシフトしている今、価値を出さない人の給料が上がるなんて甘い話はもう未来にありません。
では、どうすれば価値を生み出せるのか。
結局のところ、生み出せる価値と比例するのは、スキルの高さです。スキルアップにしっかりと自己投資するしかないんです。
もし20代で自己投資をしなかったら?



私は今35歳ですが、20代でしっかり自己投資していなかった自分を想像すると、正直ゾッとします…。
こちらのグラフは、株式会社ビズリーチが、平均年収974万円の30代以上のビジネスパーソンに実施したアンケートです。


引用:20代のうちにすべきことについてアンケート(ビズリーチ)



20代では、お金を貯めるよりも「将来のためにできるだけ自己投資をすべき」という人が大半ですね。


引用:20代のうちにすべきことについてアンケート(ビズリーチ)



20代のうちにやっておくべきことのなかで、スキルアップと回答している人が非常に多いことが分かります。
20代社会人が自己投資すべきスキルは?
ハーバード・ビジネススクールで学び、現在はベンチャーキャピタルとして活躍する高宮慎一さんと、世界的コンサルティング会社A.T.カーニー日本法人会長の梅澤高明さんは、これからの時代に必要なスキルを次のように言っています。
ビジネスパーソンにとって今後重要になる能力は何だと思われますか?
「経営的な視点」とテクノロジーやマーケティングといった「ファンクショナルな専門性」。そしてもうひとつが「クリエイティブ」です。
https://www.businessinsider.jp/post-169688
クリエイティブとは、いわゆる「デザインマインド」「デザイン思考」といった要素。これは、デザイナーやクリエイターだけに求められるものではありません。自分のキャリアのグランドデザイン(全体の構想)を描くときにも、事業を構想するときにも必要なスキルです。
ビジネス(B)、テクノロジー(T)、クリエイティブ(C)のすべてを持つ人材をBTC型人材と呼んでいます。
まとめると次の通りです。
ビジネス(B)、テクノロジー(T)、クリエイティブ(C)の3つの視点を兼ね備えていることが大事です。
これから紹介するおすすめの自己投資は、このBTCの観点も踏まえながら選出した7つになります。
20代社会人におすすめの自己投資7選
それではおすすめの自己投資7選は、以下となります。





順番に見ていきましょう。
1位:自己分析(自分の羅針盤を作る)


これから先の長い人生をより充実したものにするにあたり一番重要なことは、自分の人生の進むべき道を自分で選択決定していくことです。
こちらは神戸大学の研究で明らかになった幸福度に与える影響を調べたものです。


参考:幸福感と自己決定―日本における実証研究をもとにtotolaboにて作成
一番影響が大きいのが「自己決定指標」です。つまり、自分で決定すること。
自分で納得感を持って決定するには、自分の中に意思決定するための軸を作る必要があります。
自分軸は深い自己分析によって形成されるので、就活時の自己分析だけで終わりにするのではなく、社会人で得た濃い経験をもとに絶えず自己分析を続けていくことが大事です。
関連記事:【プロコーチが解説】理想の人生の「設計方法」と「実現方法」をステップで詳しく解説
関連記事:私が自分らしく生きれるようになった方法「自分軸の見つけ方・作り方」
「自分の理想」「価値観」「得意なこと」がパッと出てきますか?
「自分の理想」「価値観」「得意なこと」を瞬時に答えることはできますか?
もしできなければ、自分に対する理解が少し浅いかもしれません。
人の一日の意思決定回数は3万5,000回に及ぶと言われています。(引用:)
小さな意思決定の積み重ねによって人生が作られていくんです。
コーチングへの自己投資は費用対効果抜群
私は20代後半からプロのコーチングを受けるようになりましたが、自己理解が格段に深まりました。
さらにコーチとの対話によって自分の内面を客観視することができ決断の質もかなり高くなったと自覚しています。
実際に、コーチングを受けた人のに費用対効果の調査を行ったところ、最も多い回答はビジネスにおいて投資金額の3倍のリターンを得ているとも言われています。
引用:ICFリサーチページ



「自分の理想」「価値観」「得意なこと」について即答できなかった方は、一度コーチングを受けてみると良いと思います。
ポジウィルキャリアというキャリアコーチングサービスを使うとプロのコーチングを約1時間受けることができます。
「自分軸を明確にしたい」「強みを把握したい」そんな感じのテーマで1時間セッションを受けれます。押し売りとか一切ないので、一度試してみるといいと思います。
【ポジウィルキャリア公式HP】https://posiwill.jp/career
関連記事:【実体験】ポジウィルキャリアの口コミや評判は本当?実際に使ってその内容を徹底レビュー
1ヶ月以上のコーチングをがっつり受けるなら費用がかかりますが、自己投資する価値はかなりあるかと思います。
関連記事:おすすめ有料キャリア相談サービス12選!ランキング形式で紹介
2位:マーケティング


第2位は、マーケティングです。
その理由は、個の時代で勝ち抜くための必須科目だからです。
会社員の時代が終わり「個の時代」に突入
一昔前は「会社員=安定」と言われていましたが、今は状況がかなり変わってきています。
会社員の給料はここ30年間全然上ってないんです。


参照:平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)をもとにtotolaboで作成
そして、トヨタ自動車の豊田章男社長は「終身雇用を守っていくのは難しい」とコメントしています。
一方でフリーランス人口はかなり増えています。


労働人口に占める割合はまだ24%とアメリカの35%に比べるとまだ少ないので、さらに伸びていくことが考えられます。
個で稼ぐうえでマーケティングが重要
会社の看板を使うのではなく個人の力で勝負するにあたっては、自分の商品やサービス、あるいは自分自身をしっかりプロデュースすることが重要です。
そういった意味で、マーケティングに関して一連のスキルを身に付けておくことが大事です。
私の実体験としても、マーケティングの勉強をしていたことで、個人として勝負する時にすごくスムーズでした。



特に、Twitter運用においても半年で1万人の方にフォローいただきましたが、マーケティングのことを理解していなかったらまず無理だったと思います。
WEBマーケティングスクールのおすすめ
WEBマーケを学ぶなら、おすすめのスクールは以下の6つです。ランキングにしてみました。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 |
---|---|---|---|---|---|---|
サービス名 | デジプロ | WANNABE Academy | インターネット・アカデミー | SHElikes | TechAcademy | マケキャン |
オススメ度 | ||||||
入学金 | 3.3万円 | 6.6万円 | ー | 16.3万円 | ー | 3.3万円 |
コース・料金 | オンライン(2ヶ月):33万円 通学(2ヶ月):38.5万円 | Webマーケティング(3ヶ月+4ヶ月サポ):26.4万円 | Web担当者(4-6ヶ月):60.6万円 ECサイト運用(3-5ヶ月):40.3万円 Webディレクター(10-12ヶ月):89.2万円 | 受け放題:1.4万円〜/月 月5回:0.9万円〜/月 *3ヶ月受講した場合の総額は21.2万円 | 4週間:17.4万円 8週間:23万円 12週間:28.5万円 16週間:34万円 | 転職(3ヶ月):65.78万円 学習(3ヶ月):38.5万円 |
特徴 | 受講者数1位 短期間で集中してスキル習得可能 通学可能 | 4冠(満足度・マーケターおすすめ・サポート充実・人事のおすすめ) 実務特化型(卒業時に履歴書に実務経験ありと書ける) | サービス運営歴(27年)が長く実績豊富 コースが細分化されていて豊富 | 女性限定 コースが細分化されていて豊富 受講者同士のコミュニケーションが活発 | リーズナブルな価格で受講可能 コースが細分化されていて豊富 | 転職支援が充実で高い転職成功率(98%) |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |



デジプロかWANNABE Academyが間違いないですね。
両方とも無料で話を聞くことができるので、説明会や相談会に参加して決めた方がいいです。話を聞くだけでもWebマーケティングの理解がかなり深まりますよ。
3位:プログラミング


ここ数年で、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を重点課題として掲げる状況にあります。
これは、デジタル化を果たせない企業は生き残れないということと同義だと捉えています。
実際にエンジニアの需要が急激に増える見込みに対してエンジニアの数が追い付いていないという現状もあります。


スティーブジョブスは、プログラミングについて次のように述べています。
この国の全ての人が、プログラミングができるようにならなければいけない。なぜなら、“考え方”がわかるようになるからだ。
ロースクールに行くようなものだよ。全員が弁護士になるべきだとは言わないけれど、現実にロースクールに通うことは人生に役立つはずだ。一定の方法で物事の考え方を学べるからね。
https://www.sejuku.net/blog/58602#i
楽天のCEOである三木谷浩史氏は、次の様に言っています。
日本史より、プログラミングを教えるべき
https://logmi.jp/business/articles/40535
WantedlyのCEO仲暁子氏のコメントはこちらです。
よく記事や公演でいいますが、私自身Facebookで働くまでは、エンジニアの職業自体別になんとも思ってなかった。
それよりも、「コンサル」とか「マーケ」とかいうよく分からない職業の方がなんか社会的にカッコイイ気がしたし、「アーティスト」や「映画監督」というシゴトの方がクリエイティブに思えてました。
でも違った。自分でいちからものを作って、それを作り上げたその瞬間に「どうだ!」と世界のオーディエンスに叩きつけられるプログラミング能力って凄いし、エンジニアって超カッコイイ、そう思うようになりました。
プログラミングはエンジニアでなくても学ぶべきもの
私はエンジニアではなく、メインの仕事は人事です。
でも、人事においてもテクノロジーで人材マネジメントの課題を解決していく必要があります。
私はド文系(というより体育会系)なのですが、プログラミングを学んだことで、人事システムの開発設計や工程などの一連の流れについて理解することができました。
エンジニアとの会話がしっかりと噛み合うようになると、プロジェクトマネジメントのレベルが上がるんですよね。
年~1年くらいのスパンでがっつり学ぶのが一番良いんですが、プログラミングスクールは結構なお値段です。
安い所だと15万くらいからのコースがあります。高いと100万以上です。
プログラミングスキルがあれば収入を上げやすいので、長い目で見れば確実に投資回収が可能です。なので、できるだけ若いうちにはじめておくのがおすすめです。
少なくともプログラミングの基礎は全員必修科目
正直、例外なしに全員がプログラミングの学びについて一度は触れておくべきです。
年齢や職業関係なく、「全く知りません」では絶対に未来が危ういです。
全体像が理解できる本を読んだり短期間のスクールに通ってみてください。
個人的に、はじめの一歩としておすすめなのは、TechAcademyの 無料体験コースです。



私もここからはじめました。
TechAcademyの無料体験コースは、1週間無料でオンライン教材を使って学べる
無料体験のカリキュラムは、プログラミングの基礎を学習し、簡単なWebアプリケーションを作るというものです。
学べることは次の通り。
- Webサイトの仕組み
- HTMLとは
- CSSとは
- JavaScriptとは
- 変数
- 数値計算
- 条件分岐
しかも必要に応じてメンターによるサポートも受けることができるので、無料体験の域を超えてますよね。めちゃくちゃ充実してましたよ。
【Tech Academy公式HP】https://techacademy.jp/
ちなみに、ITエンジニアについて興味があれば、ポチのすけさんの記事がおすすめです。
≫手に職のおすすめはITエンジニア。業界で働いてわかった5つの理由
4位:プレゼンテーション・コミュニケーション


4位はプレゼンテーション・コミュニケーションです。
まず以下の調査結果をご覧ください。


プレゼンテーションやコミュニケーションに関するスキルが仕事で有利になった、という声がかなり多いことが分かります。
仕事ってスケールが大きくなると、関係者も増えてきます。
多くの関係者に物事を上手く伝えて動かすことができると仕事で大きな成果が出せるもの。
そういった意味で、プレゼンやコミュニケーションの取り方が上手い人はビジネスシーンで活躍しやすいです。
プレゼン・コミュニケーションスキルを30代から身につけようと思ってももう遅い
正直言って、30代になってから身に付けようと思っても、かなり苦しいのが実際のところ。
なぜなら30代になるとある程度スタイルが凝り固まってしまっているからです。早いに越したことないんですよね。
プレゼンについては、「プレゼンテーション力が爆発的に上がる5つの極意&ノウハウを徹底解説」にてレベルアップする方法を詳しく解説しています。
ちなみに、プレゼンやコミュニケーションを体系的に学びたい場合は、コミュトレがおすすめです。



10万人のビジネスパーソンのデータから仕事で発生するシチュエーションを完全に網羅する形でプログラムが設計されているので、かなり実用的な形でスキル習得ができます。
無料でコミュニケーションの診断を受けることができて、今時点のスキルを可視化してもらえます。
実際に受けてみたんですが、自分では気づきにくい話し方の癖が分かり、改善のアドバイスをもらうことができました。
自分の話し方の問題点って自分で把握しようと思ってもなかなか難しいですからね。無料で詳しい分析レポートをもらえるので、それを受けるだけでもかなり価値がありますよ。
【コミュトレ公式HP】https://www.isoroot.jp/commu/biz/
関連記事:コミュトレを実際に使った評判を生々しく解説!(料金や後悔ポイントもあり)
5位:読書(偉人から学ぶ)





自分の原体験だけに頼る成長は、ハッキリ言ってスピードが遅いです。
成長のスピードを上げるには、過去の成功した人達が数年・数十年かけて築きあげたノウハウを取り入れて自分をアップデートすることが重要です。
こちらはソクラテスの言葉です。
書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取りれて、自己改善する最良の方法である。
私は社会人になってから今日にいたるまで少なくとも1,000冊以上のビジネス書を読んできました。
ビジネス書って仕事をするうえでの攻略本なんですよね。
詳しくはこちらの記事「読書1000冊で人生が劇的に変化した話【結論、本は人生を変える】」で解説しているのですが、1,000冊読むと圧倒的な変化を遂げることができます。
読書効率を追求しよう
今では年に300冊ほど読みますが、少し前までは、本を読む時間の確保が課題でした。忙しくてなかなか時間が作れないんですよね。
色んなツールを駆使してきましたが、次の3つは、かなり読書効率アップにかなりおすすめです。
サービス | 内容 | 料金 |
---|---|---|
Audible | ナレーターが読み上げた音声を通して本のながら聞きができるサービス | 月額1,500円 |
flier(フライヤー) | 本の要約がサクッと読めるサービス | 月額2,200円 |
Kindle Unlimited | 200万冊以上の本が読み放題のサービス | 月額980円 |
私の場合は次のイメージで使い分けています。
- 朝の通勤時間や家事をやりながらAudibleで耳で読書。
- 寝る前はflier(フライヤー)で要約版をサクッと10~20分で1,2冊読んで寝る。
- 勉強したいテーマがあれば、Kindle Unlimitedを使って、一つのテーマに対して5~10冊くらいを一気に斜め読み。



こんな感じで使い分けると、かなり読書効率があがります。
ちなみに、効率だけではなく、読んだ本をしっかりと血肉に変えることも大事ですよね。
私が10年以上の試行錯誤で導き出した読書の効果をガツンと引き上げる方法をこちらの記事「読書の効果を3倍に引き上げるコツ【年300冊を血肉に変えてます】」で解説していますので、こちらもご覧ください。
20代で絶対に読んでおいた方がよいオススメのビジネス書も解説していますので、ご覧ください。
関連記事:20代のうちに絶対に読むべきビジネス本【読まないと絶対損します】
6位:副業(ビジネスオーナーを経験する)


6位は副業です。言い換えるとビジネスオーナーを経験するということです。
世の中には大きく括ると2種類のスキルがあって、一つは会社員として組織で働くために必要なスキル。例えばコミュニケーション力や調整力、交渉力などが特に大事だったりします。
もう一つは、個人として働くために必要なスキル。こちらは、自分で商品やサービスを作って提供するというスキルのこと。ビジネスに必要な一連のことを理解する必要があります。
これは優劣があるわけではなく、どちらもバランスよく兼ね備えているとより強みになります。
会社員をしている場合は、独立しても良いのですが、なかなかそうはいかない状況が多いと思うので、そんな時に副業がおすすめです。
副業は起業
アルバイトの様な仕事だとスキルアップはあまり望めませんが、自分でスモールビジネスを回す仕事は起業とも言えます。



私はコーチングやメディア運営のビジネスを副業でやっていますが、会社員とは全くことなった仕事の仕方になるので、最初はかなり苦労しました。
普段使われてない筋肉を使うことで筋肉痛になるイメージです。
でも、それがあったからこそダイナミックな成長を遂げることができたと思っています。
副業があたり前になる


出典:兼業・副業の実施状況(個人調査2021年)(株式会社リクルートキャリア)
上記はリクルートの調査ですが、すでに副業を行っている人は2022年時点で15%で、副業を実施する意向のある人は41.8%にも昇ります。
また2022年6月に厚生労働省が企業に対して副業を禁止するなら理由を公表するルールとする方針を発表しています。



間違いなく副業を認める会社が増えるでしょうし、副業人口も増えていくことが考えられます。
出遅れることなく副業を経験しておくのが大事です。
ちなみに、副業(起業)スキルを身につけるならWILLFUの門を叩いてみるのがおすすめです。
サイバーエージェントの藤田晋さんやパズドラを生み出したガンホーの孫泰蔵さんからも出資を受けてる新星の起業スクールです。
受講期間中に事業アイデアを考えて実際に仮説検証まで行っていくという超実践的な内容です。
しかも、社会人講座では3ヶ月間の受講期間中で受講者全員が黒字化(平均月30.6万円)していて、中には1,000万円以上の利益を出す人も出ているんです。
【公式サイト】https://willfu.jp/shakaijin-kigyo/
急成長している起業スクールで起業家をバンバン輩出しているので、怪しいという噂も一部で立っていたので実際に体験して調べて記事「怪しいって本当?WILLFU(ウィルフ)の評判や値段を詳しく解説」にまとめています。
7位:MBA(ビジネスの定石を学ぶ)


MBAは「Master of Business Administration」の略で、大学院で経営学を修了した人に与えられる学位です。日本語では「経営学修士・経営管理修士」と呼ばれます。
私は仕事をしながらパートタイムの大学院に通い、3年かけてMBAを取得しました。



己投資額は交通費や教材など全て含めて約500万円くらいです。
正直、500万円はめちゃくちゃ高いですよね。
でも、MBAの取得を通して経営やリーダーシップについて学んだことで、自分の仕事と経営との繋がりをより理解することができ、経営目線に立って必要な施策が打てるようになったんです。
その結果もあって、大手企業での最年少で管理職に昇進することができたんですが、通常のスピードで昇格している同期とは年収で200万円ほど差がついているので、2.5年で投資回収できています。
また、教育ベンチャーでCEOの参謀の立場で経営戦略や新規事業立案に取り組んでいますが、これもMBAでビジネスに関する定石を学んだことが大きいです。
MBAで学べることはビジネス科目だけではない
MBAといって思い浮かべる科目って、
経営戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人材マネジメント、オペレーション管理・・・
この辺りでしょうか。
でも、最近はBTC領域の中のビジネスだけではなく、テクノロジーやクリエイティブ領域についても学ぶことができます。
例えば次のような科目です。
- ソーシャルメディアコミュニケーション
- デザイン思考と体験価値
- AI/ビッグデータのビジネスモデルと法的リスク
- ビジネス・データサイエンス
- テクノロジーとSDGs
BTC型人材におけるBTCの全領域を足腰としてしっかりと押さえるならMBAはかなり役立ちます。
大学院(MBA)でなくてもビジネス科目は学べる
ちなみに、MBAは時間的にも金銭的にもハードルが高いという場合は、無理しなくて良いと思います。
MBAは理想ですが、MBAでなくとも、今はBCT領域に関する基本リテラシーを高めることができるからです。
私がMBAに通っていた当時にはなかったのですが、最近は動画を使ってビジネスの最先端で活躍している実業家から経営のフレームワークや最新のビジネス動向を学ぶことができます。
実際に私も使っているのですが、「グロービス学び放題」がかなり優秀です。
グロービス学び放題で次のようなカテゴリの内容を学べます。
- 思考(クリティカルシンキング、定量分析など)
- 戦略・マーケティング(事業環境分析、ブランドマネジメント、サービスマネジメントなど)
- 組織・リーダーシップ(人材マネジメント、パワーと影響力、リーダーシップ開発など)
- 会計・財務(予測財務諸表、ファイナンス、管理会計など)
- グローバル(カントリーアナリシス、グローバル経営人材の要件など)
- キャリア・志(志を育てる、パラレルキャリア、マインドフルネスなど)
- 変革(変革のリーダーシップ、これからの個人と組織のあり方など)
- テクノベート(デザインシンキング、シェアリングエコノミー、VR/AR/MR、ビッグデータなど)
- 創造(ベンチャーマネジメント、ビジネスプランニング、リーンスタートアップ)



こちらも、ビジネスだけでなく、テクノベート科目があるので、テクノロジー×クリエイティブを合わせて学ぶことができます。
個人的には、ここがかなり魅力です!
テクノロジー、クリエイティブ領域は、変化が激しいので常に情報をアップデートしていく必要があります。
今動画が2,900本ほどアップされていますが、各領域のトップランナーのディスカッション動画が見れるのがかなり良いですね。
私はお昼休みにランチしながら動画を見ています。
料金は、次の通りです。
年間プラン:月額1,650円
半年プラン:月額1.833円
月に本1,2冊分です。本1,2冊買うよりもこちらの方が確実にお得ですよ。
※ちなみに、7日間無料で使えるので、まず1週間試してみると良いと思います。何かアクションしないと何も変わらないですからね。
≫グロービス学び放題の公式サイトはこちら
関連記事:【徹底解説】グロービス学び放題の評判と口コミをMBAホールダーが解説
自己投資をする時の注意点2つ


20代社会人によくある自己投資する時の注意点を2つ解説します。
- 自己投資(自己研鑽)そのものを目的にしない
- いつまでも迷わない(結局は行動が大事!)
自己投資(自己研鑽)そのものを目的にしない
1つ目は自己投資そのものが目的にならないようにするということです。
要するに自己投資をして自分磨きをしている自分に満足してはいけないということです。
やたらと資格をたくさん持っていたり、ビジネススクールに通うことで自己研鑽している自分に酔ってしまっている人を見かけます。
でも本来の目的は、仕事で高い成果を出すことや、収入を上げること、より理想に近い自分になることです。
「何のために?」ということを大事にしながら、自己投資していくことが大事。



そういった意味でも、おすすめの1位で紹介した自己分析は必須です。
自分の羅針盤があると、目的意識を持って自己投資できると思います。
いつまでも迷わない(結局は行動が大事!)
2つ目は、迷いすぎないということです。
これもよくあるケースとして、「何の自己投資をしたらいいですか?」って周りの人にたくさん話を聞いて、結局迷って何も行動をしないというパターンです。
何も行動をしなければ何も変わりません。大事なのは行動です。
20代はまだまだ先が長いです。始めてみて合わないと思ったら取り組むことを変えてみても良いと思います。
まずは小さくてもいいので、とにかく素早くアクションを行っていくことが大事です。



この記事で紹介した自己投資を一度全てやってみる、というくらいの気概がちょうどいいと思います。
自己投資に関するよくある質問
最後によくある質問への回答をまとめました。
まとめ:自己投資で周りに一歩差をつけよう
今回の記事では、自己投資についてその必要性やおすすめの自己投資を解説しました。
記事が長くなってしまったので、最後にまとめます。
自己投資が必要な3つの理由。
- 周りと大きく差を付けることができるから
- 20代は潤沢に投下できる「時間」があるから
- 自己投資をしないと収入が上がらないから
20代社会人におすすめの自己投資7つ。
- 自己分析(自分の羅針盤を作る)
- マーケティング
- プログラミング
- プレゼンテーション・コミュニケーション
- 読書(偉人から学ぶ)
- 副業(ビジネスオーナーを経験する)
- MBA(経営の定石を学ぶ)
自己投資は早く始めると効果が大きくなります。



私は迷ったら投資することを信念に自己投資してきましたが、これまで後悔してきたことは一度もありません。
自己投資をすると「成長」というリターンは必ず付いてきますからね。
今回の記事を読んでいただいたことを機に、ぜひ何か一つでもアクションを起こしてみてください。
今のアクション一つが3年後5年後に「あの時やっといて良かった」という言葉に変わります。
それでは今回の記事はこれで以上です。