- WILLFU辞めたいんだけど、簡単にやめていいものか。
- これまでWILLFUを辞めた人ってどんな理由?失敗した人の事例も知りたい。
- これからWILLFUを始めようとしているけど、失敗した人と同じ道を辿りたくない!
WILLFUに入会していざ始めてみたものの、今や辞めたいと思っているもいくらかいます。
ただ、一度始めたものをそんなに簡単に辞めてしまっていいものか。
これまでに辞めた人やWILLFUで失敗した人がどんな理由なのか気になりますよね。
このtotolaboの記事では、退会理由や失敗理由について、実際に複数人の卒業生にインタビューをしながらまとめました。
- サービス概要・値段
- WILLFUを辞めた人の5つのパターン
- WILLFUで失敗した人の5つのパターン
- 退会に関するルール・退会方法
- WILLFUで失敗しないために気をつけるべきこと3つ
この記事を読むと、過去のWILLFU受講生が辞めた・失敗した理由が分かり、自分自身がここで辞めてしまってよいのか、頑張って続けるべきなのか判断するヒントを得ることができます。
また、これから受講を考えている人は、失敗した人と同じ轍を踏まなくてよいようなヒントを得ることができます。
WILLFU(ウィルフ)の評判や口コミについて気になる方は、「怪しいって本当?WILLFU(ウィルフ)の評判や値段を詳しく解説」の記事を合わせてご覧ください。
WILLFU(ウィルフ)のサービス概要と値段
おさらいとして、WILLFUのサービス概要と値段をまとめました。
WILLFUには、社会人向けの講座と学生向けの講座の2種類があります。
- 社会人向けの「起業の学校 社会人講座(WILLFU Entre Academy)」
- 大学生向けの「起業の学校 大学生講座(WILLFU Startup Academy)」
社会人向け「起業の学校 社会人講座(WILLFU Entre Academy)」
プログラム内容 | 経営スキルと事業アイデアの構築〜事業検証を実施 |
期間 | 3ヶ月間 ※毎週火曜日19:30-22:30(計12回) |
講師・メンター | 石黒健太郎 ㈱ウィルフ代表 田中翔 ㈱アントレプラス代表 井上貴文 楽天㈱社長室新規事業開発室 根岸侑平 サイバーエージェント 新規事業責任者 清水力 日本ベンチャーキャピタル 森脇潤一 ㈱リクルートマーケティングパートナーズ 事業開発グループ 他多数 |
会場 | 全てオンライン(どこからでも参加可能) |
対象 | 22〜70歳までの社会人 |
コース | スターターパック:社会人講座 3ヶ月 通常パック:社会人講座 3ヶ月+卒業後3ヶ月個別コンサル みっちりパック:社会人講座 3ヶ月+卒業後9ヶ月個別コンサル |
料金 | ※無料説明会でのみ公表とのことで公表を差し控えています(MBAと比べると桁違いの破格でした) |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込 |
公式サイト | https://willfu.jp/shakaijin-kigyo/ |
3ヶ月のプログラムの内容
3ヶ月間で経営の知識を学ぶだけではなく、「実際に事業プランを作り立ち上げるところまでやる」という超実践型のビジネススクールです。
MBAでは基本的に実際にビジネス立ち上げまでを行うわけではないので、ここが大きな違いです。
大学生向け「起業の学校 大学生講座(WILLFU Startup Academy)」
プログラム内容 | 経営スキル学習と起業体験を実施 |
期間 | 6ヶ月間 ※週1回程度/18:30-21:30 |
講師・メンター | 石黒健太郎 ㈱ウィルフ代表 田中翔 ㈱アントレプラス代表 林浩平 ㈱グロービス主任研究員 井上貴文 楽天㈱社長室新規事業開発室 根岸侑平 サイバーエージェント 新規事業責任者 清水力 日本ベンチャーキャピタル 森脇潤一 ㈱リクルートマーケティングパートナーズ 事業開発グループ 渡邊亮輔 リクルートジョブズ 新商品企画 他多数 |
会場 | 全てオンライン(どこからでも参加可能) |
対象 | 大学1-4年、大学院1-2年生(専門学校・高専生含む) |
料金 | ※無料説明会でのみ公表とのことで公表を差し控えています |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込 |
公式サイト | https://willfu.jp/kigyo-shien-2/ |
6カ月のプログラム内容
6ヶ月の間に「インターネット」「対面販売」「フリーテーマ」の3つのプロジェクトを通して事業立ち上げを行っていきます。
卒業生の中には、プログラム受講中に売上1,000万円を達成した人もいますので、大学生講座もかなり実践的に学ぶことができます。
WILLFU(ウィルフ)の受講費用(値段)
WILLFU(ウィルフ)の受講費用は、無料説明会でのみ公開されています。
実際に私もWILLFUの無料説明会を受けたので金額を知っているのですが、公表はできないので差し控えますが、受講期間中に生み出す利益でペイできる可能性が高い金額だと感じました。
起業スクールや経営塾については、「起業スクール/経営塾・セミナーおすすめを厳選紹介!全24種を徹底分析しランキング化」にある通り、調べ尽くしているのですが、その中でもかなりリーズナブルな方です。
WILLFU(ウィルフ)を辞めた人の5つのパターン
WILLFU(ウィルフ)を辞めた人理由について、実際にWILLFUを受けた複数人にインタビューをしました。
色んな事例がありましたが、まとめると大きく次の5つに分類されます。
- 思っていた起業スクールと違った
- 他の勉強や仕事などで忙しくて時間が割けなくなった
- 欠席が増えてクラスについていけなくなった
- 事業立ち上げで壁に突き当たり挫折
- 同じチームのメンバーと気が合わなかった
こちら順番に詳細を見ていきましょう。
①思っていた起業スクールと違った
当初に思い描いていたWILLFUの期待値と実際に受けてみて感じることにギャップがあったというパターンです。
具体的には、「もっと優しく丁寧に寄り添って伴走してくれると思っていた」というもの。
WILLFUは良くも悪くも少し厳しいところがあるんです。
ビジネスを考えるうえで必要な3C分析やPEST分析をはじめ必要なフレームワークを教えてくれますし、ビジネス成功の定石や失敗事例なども共有してもらえます。
でも、実際にアイデアを考えたり、アイデアを具現化し実行していくのはあくまで自分自身であり、その点について手取り足取りサポートしてくれるわけではありません。
この点について、間違った認識を持って受講すると期待はずれが起きてしまうということです。
起業ってそう甘い世界ではないんですよね。手取り足取りやったとしてもWILLFU受講中は良いかもしれませんが、卒業したら途端に失速するに決まっています。
なので、「あくまで実際に考えて行動していくのは受講者自身」というスタンスを取っています。
②他の勉強や仕事などで忙しくて時間が割けなくなった
WILLFU(ウィルフ)を受けるにあたっては、毎週3時間のクラスの時間に加えて、学んだことの復習や実際に自分のビジネスの構想・実行を行っていく必要があります。
週に20時間以上(1日2,3時間)は確保しないとビジネスを成功させていくことは難しいです。
社会人であれば仕事をしながら取り組む必要がありますし、学生であれば授業や部活・アルバイトなどの合間を縫って時間を確保しないといけません。
当初はその時間が確保できる見込みが立っていても、急に予期せぬ変化があって忙しくなることもあります。
この時間確保ができないという声がかなり多いです。
時間を確保できるかどうかは色んなやるべきことの優先順位付けの問題なので、本当に起業したいと考えているのであれば、辞めるべきことを決めてチャレンジした方が良いです。
③欠席が増えてクラスについていけなくなった
2つ目の「忙しくて時間が割けなくなった」というパターンと繋がりますが、一度欠席してしまうとなかなか付いていくのが難しくなります。
毎回のクラスの中でビジネス検討の進捗を共有しながら講師からフィードバックをもらいます。
そしてフィードバックをもとにビジネスプランを見直したり、実際に実行して分かったことがあればそれを共有するという進め方です。
欠席して足が止まってしまうと、次にクラスに参加した時に進捗報告ができないので、参加する意味が薄くなるんです。
ビジネス検討が進捗していれば良いんですが、仮に進んでいなければ、その後ろめたさからクラスに参加するのが億劫になります。
こうして、次第に参加しなくなってフェードアウトしてしまうというパターンです。
④事業立ち上げで壁に突き当たり挫折
次に、事業立ち上げで壁に突き当たり挫折するというパターンです。
WILLFUで立ち上げるビジネスで大事にしていることは、スモールスタートができることです。
壮大なビジネスにいきなりチャレンジしても上手くいく可能性は極めて低いです。
まずは、小さく生んで成功体験を積みながら改善を重ねて大きくしていくスタイル。
なので、とにかくアイデアが思いついたらニーズ調査や販売を「まずやってみる」という行動力が必要になってくるんですが、この行動ができないと上手くいきません。
行動をせずに机上での検討ばかりをして、なかなか前に進まず、次第にモチベーションが下がり挫折するというパターンがしばしば見られます。
⑤同じチームのメンバーと気が合わなかった
大学生講座の場合はチームを組んでビジネスを考えていきます。
はじめましての人と協働していかなければいけませんが、必ずしも気が合う人ばかりというわけにはいかないこともあります。
真剣にビジネスを考え実行していくので、時に衝突をすることもあります。
こうした中で、どうしても分かり合えない人が同じチーム内にいることで、それが辞めるきっかけになってしまったということです。
WILLFU(ウィルフ)の5つの失敗パターン
次にWILLFU(ウィルフ)を受けたものの上手く成長できなかったという人や事業に失敗してしまった人のパターンを見ていきましょう。
失敗パターンは次の5つです。
- 軽いノリで参加してついていけなくなった
- プライドが邪魔をして泥臭く学べなかった
- 頭でっかちで行動ができなかった
- ニーズの確からしさを確認せずに初期投資をしてしまった
- やりたくもない事業を始めてしまった
こちらも詳細を見ていきましょう。
①軽いノリで参加してついていけなくなった
大学生講座での話になりますが、WILLFUを受けた理由が「起業したい」ではなく「なんとなく起業について学びたい」という軽い気持ちで受講する人がある一定数います。
WILLFUで学ぶにつれて軽い気持ちが次第に本気に変わるケースもあります。
でも、ビジネスの厳しい世界で壁を乗り越えていくにはある程度の芯の強さが必要なものです。
軽いノリで参加して周りの本気についていけずに、中途半端なビジネスで失敗してしまうような人もなかにはいます。
起業の気持ちの大小はまだしも、WILLFUで成長したい・頑張りたいという気持ちは持ったうえで、講座を受けることが大事です。
②プライドが邪魔をして泥臭く学べなかった
「自分にはできる」という自信はとても大事ですが、それが時に成果を出す足かせになることもあります。
WILLFU(ウィルフ)卒業生の石井智大さんの事例を紹介します。
WILLFUを受講する前に就活のES添削で小さな事業を行っていたこともあり、WILLFUでも確実に成果を出せると高をくくっていたとのこと。実際に事業計画のプレゼンをしてみるとメンターにボロクソに言われてしまいます。
でも、そこで愚直に意見を聞き入れて改善するのではなく、斜に構えた態度を取ってしまい、仲間からも「ついて行けない」と言われる始末。
でも、石井さんの場合は、そこで自分自信を見つめ直し、プライドを捨てて再起したことで、クラスの最後では100万円を超える売上を実現しています。
当初の石井さんのように、何かしらの成功体験があるとプライドが邪魔をしてしまうケースが多いので、ここは要注意ポイントです。
③頭でっかちで行動ができなかった
事業を生み出すうえで大事なことは、「まず小さく行動をして成果を出す」ということです。
そういった意味で、机上での検討ばかりで行動が伴わないと失敗します。
ビジネスのアイデアが思いついたら、まずはターゲットに該当するような知り合いがいないかを考えてみます。
いる場合はすぐに直接コンタクトを取って、
- 本当にニーズがあるのか
- ニーズがあった場合にこのサービスを買いたいと思うのか
この辺りを確認していきます。
希望的観測が失敗の原因
人間には、誰しも希望的観測が働くクセがあります。
「これは売れるに違いない」こうした甘い思い込みがビジネス失敗のよくあるパターンです。
泥臭く自分の足を使ってニーズ確認やサービスの評価を聞きにいくことで、仮説が「単なる憶測」から「事実」に変わります。
この「事実」の積み重ねこそが、ビジネス成功の秘訣なんです。
④ニーズの確からしさを確認せずに初期投資をしてしまった
③と通じますが、ビジネスで投資をする時や、規模を拡張していく時には、必ずニーズの確からしさを確認したうえで、意思決定していく必要があります。
実際にWILLFU(ウィルフ)を受けた受講者の事例ですが、アプリケーションを作るビジネスを思いついたとのこと。
WILLFUでは、いきなり大きな投資をすることを勧めていないので、以下のアドバイスがありました。
いきなりアプリを作るのではなく、アプリではなくお金のあまりかからない方法で一度サービスを立ち上げて、本当に売れるのかを検証したうえで、アプリの開発に踏み切った方が良い
でも、その受講生は「早くアプリを出さないと真似される!」とのことで、100万円規模の開発投資をしてしまい、結局あまりヒットすることなく失敗に終わってしまいました。
⑤やりたくもない事業を始めてしまった
ビジネスで大事なことは、収益を上げることです。でも忘れてはいけないのは、「自分が本当にやりたいことなのか」という点。
「とにかくお金を稼ぎたい!」という欲望に真っ直ぐな動機があれば良いのですが、それだけではなく「やりがいを得たい」「世の中に貢献したい」「自分の強みを発揮したい」など、人によって心に秘めた様々な起業目的があります。
自分の中で本当に大事にしたいことを忘れて、稼ぐことのみに意識を向けると、事業アイデアを考えて実行している時に、ふと「あれ、これって本当にやりたいことだっけ…?」という気持ちになってきます。
こういう気持ちになると、頑張らなければいけないところで踏ん張れないんですよね。
多くの壁を乗り越えていかなければいけないのに、頑張れない。
こうなってしまっては、たとえアイデアが良かったとしても結局ビジネスは上手くいきません。
退会に関するルール・退会方法
退会に関するルールですが、WILLFUでは基本的に退会による返金はありません。
ただし、最後までしっかりとやりきったにも関わらず不満足だった場合は、全額返金してもらえます。
その場合には、卒業後2週間以内に申請をする必要があります。
退会については、WILLFUの事務局に退会する旨の連絡をする形になります。
WILLFU(ウィルフ)で失敗しないために気をつけるべきこと2つ
WILLFU(ウィルフ)を辞めた理由や失敗した理由を踏まえて、同じ轍を踏まないように気をつけておくべきことをシンプルに2つまとめます。
- 起業成功の心得を理解しておく(泥臭く行動することが大事)
- WILLFUに注力する時間を確保する
①起業成功の心得を理解しておく(泥臭く行動することが大事)
まずはマインド面です。
起業を成功させるには、「とにかく泥臭く行動することが大事」ということです。
- 変にプライドを持つ
- 机上での検討ばかりに時間をかける
- 直接ニーズを確認せずにデータのみで判断する
上記のような状況だとビジネスはなかなか上手くいきません。
プライドを捨てて分からないことは遠慮なくどんどん聞いて学び、アドバイスを素直に受け止めて素早くアクションをしていく。
こうしたマインドを持った人が上手くいきやすい傾向にあります。
②WILLFUに注力する時間を確保する
2つ目は、WILLFUに注力する時間を確保するということ。
特に大事なことは毎週のクラスの3時間を確保することだけでなく、復習の時間やビジネス検討の時間をどう捻出するかを事前に考えておくことにあります。
毎日決まった時間にまとまった時間を確保できると上手くいきやすいです。
特に朝の時間は脳も冴えているので短い時間でも高い生産性を発揮することができます。
私は夜は早めに寝て、4時に起きて家族が起きてくる前の時間で集中して仕事や勉強をしています。
眠い目をこすりながら夜中に取り組んでいたときよりも時間の総量は少なくなったものの、生産性は1.5倍以上に上がった実感があります。
ここは人によってリズムがあると思いますが、「どの時間を使うのか」という点は明確にしておきましょう。
まとめ:やる気があれば力強いサポートをしてもらえる
今回のtotolaboの記事では、WILLFU(ウィルフ)を受けたものの辞めてしまった人や、WILLFUの起業で上手くいかなかった人の例について詳しくまとめました。
WILLFUの基本スタンスは「来るもの拒まず去る者追わず」です。
起業を成功させたい!という気持ちがあればしっかりとサポートをしてもらえますし、逆にやる気がなければ退会も引き止めません。
ここ数年で新しくスタートした社会人講座では、延べ3,000名の受講生がいますが全員が受講期間内に黒字化に成功するほど、WILLFUの起業ノウハウはかなりレベルの高いものです。
WILLFUを上手く活用しながら、起業を成功させていきましょう。
この記事が起業への道のりを歩むにあたりお役立てできてると嬉しいです。