一日の仕事が終わると、ぐったりして何もする気が起きない。週末に休んでも、月曜にはもう疲れている。
「疲れた」とひと言でまとめてしまうと、何をすれば楽になるのかが見えません。そこで、疲れがどこから来ているのかを3つに分けてみます。
3分でやってみよう
このワークは画面上で入力・保存する形式ではありません。紙やメモアプリを用意して進めてください。
「疲れた」「消耗した」と感じた場面を、具体的に3つ書きます。
- 例)締め切りが重なって、昼休みも作業した
- 例)苦手な取引先との打ち合わせが1時間続いた
- 例)誰にも読まれていない気がする報告書を、今週も作った
書き出した場面が、次のどれに近いかを分けます。いくつかにまたがってもかまいません。
| 種類 | どんな疲れか | 当てはまりそうな場面 |
|---|---|---|
| 量 | 仕事の量や時間が、使える時間や体力を超えている | 締め切りの重なり、残業続き、休憩がとれない |
| 人 | 人との関わりで、気を張り続けている | 苦手な相手とのやりとり、顔色をうかがう会議 |
| 意味 | やっていることの意味を感じられない | 役に立っている実感がない作業、納得できない指示 |
今回書き出した3場面では、どの負担が目立ったかを確認します。1つの場面がいくつかの種類にまたがっていれば、それぞれに数えてかまいません。
なお、体の不調など、この3つの分類では捉えきれない原因で疲れていることもあります。どれにも当てはまらない場面があれば、無理に分けずに残しておきましょう。
種類ごとに、最初に試したい一手
| 目立った負担 | 最初に試したい一手 |
|---|---|
| 量 | 今週の仕事を書き出し、期限を動かせるもの・人に頼めるものを1つ探して上司に相談する |
| 人 | 負担の大きい相手とのやりとりを、口頭からメールに変えるなど、関わり方を1つ変えられないか考える |
| 意味 | その仕事が誰の何に役立っているかを、関係する人に一度聞いてみる |
同じ「疲れた」でも、量の疲れに「やりがいを見つけよう」は効きにくく、意味の疲れに「早く寝よう」だけでは足りないことがあります。種類を分けることで、試す一手を選びやすくなります。
今日の一手:今週疲れた場面を3つ書き、「量・人・意味」のどれに当たるかを分ける。目立った負担の一手を1つだけ試す。
休んでも疲れが抜けないときは
このワークは、疲れの原因を整理するためのものです。体や心の状態を判断するものではありません。
休んでも疲れが取れない状態が続く、眠れない、気分の落ち込みが続くといったときは、ひとりで抱え込まず、医療機関や職場の産業医などに相談してください。
職場でのストレスの度合いを確かめたいときは、厚生労働省のポータルサイト「こころの耳」にある5分でできる職場のストレスセルフチェックも使えます。
※このワークは、医学的・心理学的に標準化された診断ではありません。









