転職を考え始めると、目が向くのは今の仕事の不満です。給料、人間関係、仕事内容。変えたいことは次々に浮かびます。
でも、不満だけを基準に次の職場を選ぶと、今の仕事で当たり前に手にしていた良さを、知らないうちに失ってしまうことがあります。
そこで、反対側から考えてみます。今の仕事で「次の職場にも残したいこと」を3つ選ぶワークです。
3分でやってみよう
このワークは画面上で入力・保存する形式ではありません。紙やメモアプリを用意して進めてください。
STEP
残したいことを、思いつくだけ書き出す
今の仕事で「これはなくなったら困る」「意外と気に入っている」と思うことを書き出します。目安は5〜10個。次のヒントを使うと出しやすくなります。
| ヒント | 書き出す例 |
|---|---|
| 仕事の中身 | 自分で段取りを決められる、お客さんの反応が直接分かる |
| 一緒に働く人 | 気軽に相談できる先輩がいる、チームの雰囲気が穏やか |
| 働き方 | 残業が少ない、在宅勤務が週に何日かある |
| 学び | 新しい仕事を任せてもらえる、詳しい人から教われる |
| 待遇 | 評価の基準が分かりやすい、休みが取りやすい |
STEP
3つに絞る
書き出したものの中から、「これだけは次の職場でも手放したくない」ものを3つ選びます。
迷ったら、「これがなくなったら、転職した意味が薄れるか」と自分に聞いてみてください。
STEP
「なぜ残したいか」をひと言で書く
選んだ3つそれぞれに、理由をひと言添えます。
- 例)自分で段取りを決められる → 自分のペースで集中できると、仕事の質が上がるから
理由まで書くと、同じ条件でなくても「代わりになるもの」で満たせるかが判断しやすくなります。
STEP
確かめる質問に変える
最後に、3つを転職先や異動先で確かめる質問に書き換えます。
- 例)自分で段取りを決められる →「担当業務の進め方は、どの程度まで任せてもらえますか」
面接や面談で、この3つの質問を聞くことを目標にします。
タップできる目次
ワークの結果を整理する
| 選んだ「残したいこと」 | 理由 | 確かめる質問 |
|---|---|---|
| 1. | ||
| 2. | ||
| 3. |
この3つは、転職の軸を考えるときの「守りの条件」になります。不満から考えた「変えたい条件」と並べると、次の職場に求めるものが立体的に見えてきます。
今日の一手:今の仕事で残したいことを3つ選び、それぞれを面接で聞ける質問に書き換える。
残したいことと変えたいことがそろったら、次の一手ナビで、転職・異動・残るなどの選択肢を並べて比べてみてください。
※このワークは、医学的・心理学的に標準化された診断ではありません。自分の考えを整理するための手がかりとして使ってください。









