この記事の要点
- 死ぬまでにしたい100のことを40代で作るなら、体力・健康・家族・仕事・お金の5軸から始めると書きやすくなります
- 40歳の平均余命は男42.29年・女48.05年です。平均値であり、個人の寿命を示すものではありません
- 40歳から特定健診と、市町村の肺・大腸・乳がん検診(乳がんは女性)の対象に入るため、健康の項目を先に1つ入れる方法を紹介します
- 書けないときは10個だけで始めて、期限と最初の一歩を付けて見直せば足ります
40代のリストは、自分の状況の行を選べば最初の10個が決まる
40代の死ぬまでにしたい100のこととは、残り時間と体の条件を踏まえ、やりたいことを100個書き出して整理するリストのことです。
100個を白紙から出そうとすると手が止まります。そこで、40代で変わりやすい5つの軸と、自分の状況タグから入口を選びます。
使い方は3段階です。まず表から自分に近い状況の行を1つ選びます。次に各軸で、書きたいことを2〜3個ずつ書きます。足りない軸があれば空けたままで構いません。
| 状況タグ | 体力 | 健康 | 家族 | 仕事 | お金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 独身 | 運動を1つ決める | 健診を予約する | 会いたい人を挙げる | 続けたい働き方 | 楽しみの予算 |
| 子育て中 | 子と動く運動 | 健診日を共有する | 子と一度やること | 進路期も続く働き方 | 教育費と楽しみ |
| 親のケアあり | 疲れない休み方 | 睡眠と受診を守る | 親と話しておくこと | 時間制約に合う働き方 | 親用と自分用の枠 |
| 単身赴任・転勤 | 街での運動習慣 | 転居先の受診先 | 連絡の頻度を決める | 異動前にやる仕事 | 帰省費の見通し |
表は編集部の整理で、公的な分類ではありません。自分の状況に近い行がなければ、近い行を土台に言葉を書き換えてください。
行の中身は、そのまま使うものではなく、書き始めるための例です。たとえば「運動を1つ決める」なら、「月に2回、朝に30分歩く」まで具体的にして構いません。
状況は重なることもあります。子育て中で親のケアもある場合は、2行から1つずつ選んで組み合わせてください。
性別や家族の形で行を選ぶ必要はありません。同じ作り方で書けます。汎用の作り方は、死ぬまでにしたいことリスト100の作り方にまとめています。この記事では40代の条件に足す部分だけを扱います。
40歳の平均余命は男約42年・女約48年で、体力が動くうちに書き始める意味がある
40歳の平均余命は男42.29年・女48.05年で、40代は人生の途中にあたります。
(出典: 厚生労働省「令和7(2025)年簡易生命表の概況」、2026年10月時点)
平均余命は、その年齢の人があと何年生きるかの平均値です。個人の寿命を示す数字ではありません。この数字から、40歳時点の到達年齢の目安を計算できます。
| 項目 | 男 | 女 |
|---|---|---|
| 平均寿命(0歳の平均余命) | 81.35年 | 87.33年 |
| 40歳の平均余命 | 42.29年 | 48.05年 |
| 40歳時点の到達年齢の目安(編集部算出: 40+平均余命) | 82.29歳 | 88.05歳 |
| 生まれた人のうち65歳まで生存する割合(出生10万人対) | 89.9% | 94.5% |

40歳時点で見ると、到達年齢の目安は平均寿命よりやや長くなります。これは、40歳まで生きた人だけで平均を取るためです。
ただし、平均値はあくまで目安です。残り時間が長くても、体を動かして楽しめる期間は別に考える必要があります。
そのため、体力を使う項目は早めに書き、日付を入れておくと動きやすくなります。登山や長い旅などは、後回しにするほど選べる範囲が狭まるかもしれません。
40歳から特定健診と肺・大腸がん検診、女性は乳がん検診の対象に入るので、健康の項目を先に1つ入れる
40歳から特定健診と、市町村の肺・大腸がん検診、女性は乳がん検診の対象年齢に入るため、健康の項目を最初に書いておくと動き出しやすくなります。
| 制度 | 対象 | 出典 |
|---|---|---|
| 特定健診 | 40〜74歳 | 厚生労働省 |
| 肺がん検診・大腸がん検診(市町村) | 区域内に居住地を有する40歳以上の者 | 厚生労働省の指針 |
| 乳がん検診(市町村) | 区域内に居住地を有する40歳以上の女性 | 厚生労働省の指針 |
(出典: 厚生労働省「特定健診・特定保健指導について」、2026年10月時点)
(出典: 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」、令和7年12月24日一部改正)
表は特定健診と、肺・大腸・乳の3つのがん検診に限った内容です。がん検診全般ではありません。受診の方法や案内の内容は、お住まいの自治体で異なる場合があります。詳細は案内の書類で確認してください。
この表の使い方は単純です。対象に入る検診を確認し、「今年の健診を受ける日を決める」を1つ目の項目にします。
健康は、ほかの項目を続けるための土台です。最初の1個を健診にすれば、書き始めの負担も小さくなります。
100個は5軸で書き、71の欲求リストで抜けを点検すると埋めやすくなる
100個は、5軸に2〜3個ずつ書いて広げ、最後に抜けを点検すると埋めやすくなります。
軸ごとの例を挙げます。そのまま使わず、自分の言葉に直してください。
- 体力・健康: 健診を受ける、週に1回歩く時間を作る、体力が必要な旅を1つ決める
- 家族: 親と昔の話をする、子と二人で出かける、離れた家族に会いに行く
- 仕事: 5年後も続けたい働き方を書く、学び直したい分野を1つ決める、任せたい業務を手放す
- お金: 使ってよい楽しみの枠を決める、家計を一度見直す、将来の不安を紙に書き出す
- 趣味・旅行: 昔やっていた趣味を再開する、行きたい土地を3か所挙げる、一人の時間を月に1回作る
次に、自社 pillar で使う71の欲求リストと見比べます。5軸だけだと偏るので、抜けている欲求を探すためです。
71の欲求リストは、当サイトが記事で使っている整理で、心理学上の事実として示すものではありません。詳しくは死ぬまでにしたいことリスト100の作り方をご覧ください。
(出典: totonoesan.com「死ぬまでにしたいことリスト100の作り方」、2026年10月時点)
抜け点検は次の手順で行います。
- 5軸それぞれに、書いた項目が1つ以上あるか確かめる
- 空いている軸は、自分の状況の行から1つだけ足す
- 71の欲求リストを眺め、気になる欲求から項目を1つ足す
書き終えたら、整理の材料としてセルフチェックも使えます。診断結果は適性の判定ではなく、自分を整理する材料です。
書いたあとは期限と最初の一歩を付け、年1回見直す
書いたあとは、各項目に期限と最初の一歩を付け、年1回見直すと実行しやすくなります。
手順は次の通りです。
- 項目ごとに「いつまでに」を書く。決められなければ「今年中」「5年以内」のような幅でよい
- 最初の一歩を、15分で終わる行動にして隣に書く(例: 健診の予約を入れる)
- 年に1回、日付を決めて見直す。やりたくなくなった項目は消してよい
期限と一歩を付けると、「いつかやる」が「次にやる」に変わります。たとえば「親と昔の話をする」なら、期限は次の帰省までにして、一歩は電話の日を決めることです。
期限は厳密でなくて構いません。守れなかった項目は、期限を引き延ばすか、項目ごと消して問題ありません。
40代は、仕事・家族・体の状況が動きやすい時期です。去年書いた項目が、今年は合わなくなることがあります。
見直しは、できなかったことを責める時間ではありません。今の自分に合う項目へ入れ替える時間です。
自分の基準そのものが曖昧なときは、自分軸の見つけ方が役立ちます。項目の優先順位を決める材料になります。
書けない人・今は急がない人は、10個だけで始めてよい
書けないときは、100個にこだわらず10個だけ書いて始めれば十分です。
次のような場合は、10個で止めて構いません。
- 仕事や家庭で時間が取れず、まず少しだけ書いてみたい人
- 項目が思い浮かばないが、やりたくないことなら言える人
- 先に整えたい: 体調や生活が大きく崩れていて、今は考える余力がない人。この場合は休むことを優先してください
やりたいことが見つからないときは、「やりたくないこと」を先に書きます。それを反対にすると、やりたいことの輪郭が出てきます。
たとえば「満員電車に乗りたくない」と書けたなら、「通勤の少ない働き方を試す」が項目になります。「毎晩の残業は避けたい」なら、「週に一度は定時で帰る日を作る」が項目です。
それでも出ないときは、死ぬまでにしたいことリスト100の作り方の欲求リストを眺めてください。
自分の状態を整理したいときは、やりたいこと・自分を知るセルフチェックも使えます。結果は整理の材料であり、適性の判定ではありません。
Q. 40代でやりたいことが見つからないときはどうすればいい?
A. 先に「やりたくないこと」を書き、その反対を項目にしてみてください。それでも出ないときは、5軸の表から自分の状況の行を選び、1軸に1つだけ書けば足ります。
Q. 独身・子なし・男性でも40代のリストは同じ作り方でいい?
A. 同じ作り方で書けます。性別や家族の形で分けず、自分の状況に近い行を選んで言葉を書き換えてください。表の行は編集部の整理なので、合わなければ自由に直して構いません。
Q. 100個書けなくても大丈夫?
A. 大丈夫です。10個から始めて、期限と最初の一歩を付け、年に1回見直せば足ります。数を埋めることより、書いた項目を実際に動かすことのほうが大切です。
まとめ:40代は自分の状況の行から、最初の10個を書き始める
40代のリストは、自分の状況の行から最初の10個を書き始めれば動き出せます。
- 体力・健康・家族・仕事・お金の5軸と、状況タグの表から入口を選ぶ
- 40歳の平均余命は男42.29年・女48.05年。平均値で、個人の寿命ではない
- 40歳から特定健診と市町村の肺・大腸・乳がん検診(乳がんは女性)の対象に入る。健診を1つ目の項目にする
- 71の欲求リストで抜けを点検し、期限と最初の一歩を付けて年1回見直す
- 書けないときは10個だけで始めてよい
20代向けの項目は、20代のバケットリストで紹介しています。年代の違いを見比べたいときに使ってください。
書いた項目を整理したい方は、セルフチェックを試してみてください。結果は自分を整理する材料であり、適性の判定ではありません。




