- どうしても他人を気にしてしまって自分の人生を楽しめてない…
- 自分軸で生きてる人ってどんな感じなんだろう。
- どうすれば自分軸で生きれるようになるんだろう。
こんにちは、ととのえです。25歳を境に、”他人の人生”を生きるのをやめました。
そうしたら、自分自身で勝手に背負っていた100kgくらいの重しが取れたような感覚になって、そこから先の人生…本当に大きく好転しました。
今回のtotolaboの記事では、私の実体験に基づいて、「自分軸で生きるメリット」や「自分軸で生きる方法」を具体的にお話します。
- 「自分軸で生きるとこんなに心が軽くなるの!?」を体験した日
- 自分軸で生きるとはどういうことなのか?
- 自分軸で生きるようになって分かった「3つのメリット」
- 自分軸で生きるためのトレーニング方法(自分軸の見つけ方作り方)
この記事を読むと、自分軸で生きることの素晴らしさを臨場感をもって理解できます。
また、私のエピソードを追体験することで、自分軸で生きるために必要なアクションが分かるようになりますよ。
参考:私が自分軸で生きれるようになるのに役立ったもの
- ポジウィルキャリア
ポジウィルのコーチングで自分軸を捉えることができる。無料のキャリア相談でもかなり自己理解が深まる。 - 自分軸のつくりかた(生きるのがラクになる50の方法)
この本を読んで生きるのがラクになった。今でも読み返しているくらい原点になっている本。
「自分軸で生きると心がこんなに軽くなるの!?」を体験した日
「他人の人生」から「自分の人生」に生きる場所を変えた日の話です。
他人中心の生活で疲労困憊
私はもともと周りの視線や評価をどうしても気にしてしまうタイプ。いわゆるHSPですね。
HSPは、 Highly Sensitive Personの略で、生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい「繊細な人」のことをいいます。
仕事でメールを送るにしても、この一文で相手がどう受け取るのかを考えすぎて1通送るのに15分くらいかかることも。
いつも頭の上に「他人察知アンテナ」が立っていて、自分の言動や立ち振る舞いによって周りがどう思うかを考えているような感じです。
一言でいうと、めっちゃ疲れます…。
7,8人の食事会とかは、もう最悪です。
誰が何を話すか、全体の場の空気感を見ながら、話していない人がいないかを気配りしたりとか。勝手に幹事をやっちゃってる感じですね。
自分が発言するにしても様子見をしすぎて完全にタイミングを見失います。そして全然話せない…なんてことも。
「自分の人生」という言葉を知った日
25歳の時、キャリアに迷っていて、知り合いの経営者で人生経験豊富な方がいたんで相談してみたんです。
その時、私が「あーだ、こーだ」とこれまでの人生のことや今抱えている悩みを一通り伝えました。
そしたら開口一番言われたんです。
「いつまで他人の人生生きてるの?」
後頭部を金槌で打たれたような衝撃
自分のことをHSPと認識していなかったですし、当然他人の人生を生きているつもりもありませんでした。自覚がなかったんです。
でも、おそらく意識の深いところではうすうす気付いていたんだと思います。
その自分の核心を突かれたことで、
- 認めたくなかった自分(他人軸な自分)を受け入れよう
- もっと自分に素直に、自分らしく生きよう
こう思えるようになったんです。
コーチングで自分軸が明らかに
その後、プロのコーチングを受けて、自分が大事にしている価値観を一つひとつ丁寧に紐解いてもらいました。
価値観を紐解くというのは、言い換えると自分軸を明らかにするということです。
これまでの人生の中で「自分らしいと感じる行動」「自分らしくない行動」この一つひとつについて、過去の記憶をていねいに思い起こします。
こうして明らかになった自分軸にそって、1日一つ、行動を変えていきました。
他人への気配りをやめるのは思ったより心地いいもの
最初は不安を感じながら。でも、これまでの自分の思考や行動をわずかに変えていく過程は思ったよりも楽しいもの。
他人への気配りや忖度を良い意味でなくしていくのは、不安がありながらも何とも言えない心地よいストレス。
こうして、自分らしい生き方にむけた一日一歩の変化を繰り返すうちに、他人のことが大して気にならない体質に生まれ変わっていました。
自分軸で生きるとはどういうことなのか?
自分軸で生きるっていうのは、つまり「自分の人生を生きること」です。
- 24時間の中で、頭の中を他人のことが占めていたら他人軸な人生。
- 自分の感情や気持ち中心に行動できていたら自分軸な人生です。
「自分軸で生きるのは難しい…」繊細さんは自分軸で生きれないのか?
私みたいに他人のことが気になる繊細さんって、生まれ持った特徴だから自分軸で生きるなんて難しい…。
そう思いますよね。
でも意外とそんなことないです。
さすがに「他人のことは一切無視で100%我が道を行く」なんてことにはならないんですけど、ある程度自分軸に沿った生き方はできるようになります。
いきなり自分軸100%に切り替えるのは無理、でも少しずつなら自分を変えられる
これまで他人を気にして生きてきた人が、いきなり自分軸を強く持った人に生まれ変わるのはさすがに無理です。
でも、少しずつなら確実に変わることができます。
私もいきなりは無理でした。でも毎日少しずつ、今日の自分を振り返りながら、明日の自分を少し変化させる。
こうした積み重ねで3ヶ月くらい経った時、これまでとは違う考え方や行動ができている自分に気づきました。
この辺りの自分軸で生きる方法については、記事の最後のパートで解説してます。
自分軸で生きるのはわがまま?
自分軸に沿って、自分ファーストで生きることってわがままだと思われそうですよね。
- そんなわがままな生き方は望んでない…
- でも、もっと自分らしく生きたい…
こんな、自分軸と他人軸の狭間で悩んでいませんか?
そんな狭間でモヤモヤしながら悩む方に向けて、生き方のスタンスの迷いがなくなるための方法について記事で書いています。合わせてご覧ください。
関連記事:「自分軸」と「他人軸」の狭間で悩む人に絶対に読んで欲しい記事
自分軸で生きるようになって分かった「3つのメリット」
実際に自分軸に沿った生き方ができるようになって大きく3つのメリットがありました。
これは本当に大きな変化でした。
- ストレスからの解放(他人に気持ちを振り回されなくていい)
- 自分の人生を歩めている充実感がある
- 本来持っている自分の能力を発揮できる
①ストレスからの解放(他人に気持ちを振り回されなくていい)
まずは、ストレスから解放されるということです。
何よりも一番大きなメリットです。
24時間誰かのことを気にかけて過ごすのって本当にすごいエネルギーを消費するんですよね。これが大幅に減ると本当にストレスが減ります。
アドラー心理学では、この世に存在する悩みは全て対人関係に関するものだと言われています。
他人軸で生きる繊細さんにとっては、まさに首がもげるほど頷いちゃいますね。
②自分の人生を歩めている充実感がある
ようやく…って感じだったんですけど、自分の人生を歩めている実感を得ることができたんです。
以前は何をするにも心のどこかで誰かを気にする状態。自分の人生を自分で歩めている実感がなかったんです。
でも今は、自分らしく、自分で選択して、自分の足で前に進んでいる感じ。だから基本的に何をしても楽しい。
「自分に素直に生きるだけでこんなにも世界が変わるんだ」って感じです。
③本来持っている自分の能力を発揮できる
これは仕事の話ですが、以前の私は周りからの評価や見え方を気にして仕事を選んでいました。
でも今は自分がやりたいことを仕事にしています。世間体とかは100%無視しています。
こうして100%自分の意思で仕事を選べると、自分の得意なことを仕事にできるんですよね。
私は今は自分の得意な教育の専門性を活かして仕事をしています。
これも自分軸で生きるようになって変化したことの一つです。
ちなみに、私が得意なことを見つけたアプローチについてはこちらの記事でまとめました。
よければご覧ください。
関連記事:「得意なことがない」を一発解決!得意なことの見つけ方!自己分析・診断ツールも詳しく紹介
仕事も自分軸で考え動いた方が良いです
自分軸を大事にするようになって一番大きな変化は仕事でした。
「自分の価値観に沿った一番自分らしい仕事ってなんだろう」って本気で考えたんです。
私の「大事にしている価値観」や「自分らしさ」は以下です。
- 自分の経験や学びをより多くの人に伝えること
- 困っている誰かの役に立つこと
- 新しいことにチャレンジすること
- 子供の未来に繋がることに携わること
主なところはこんな感じ。
自分軸で生きようと思ってから、副業を始めたんです。
- 教育ベンチャーの事業立ち上げや研修講師をすること
- 大学でキャリア教育の授業をすること
- Twitterやブログを通して仕事やキャリアについて発信すること
これ、全て自分の価値観にそった自分らしさ全開の仕事です。
この辺りができるようになって、「本当に仕事が楽しい!」そう思えるようになりました。
自分軸で生きるためのトレーニング方法(自分軸の見つけ方・作り方)
ここからは、自分軸で生きるために必要なトレーニング方法(見つけ方・作り方)を解説します。
自分軸で生きるために必要なことは次の3つです。
- 自分自身の現状を客観的に理解する
- 自分軸を見つける
- 自分軸に沿って少しずつ行動をする
この3つで確実に変わります。
①自分自身の現状を客観的に理解する(自分軸診断アリ)
まずは自分自身の現状を理解することが出発点です。
私も他人軸で生きている自分を知ったことから全てが始まりました。
3分で自分軸度が分かる診断を準備しました。18の質問に答えるだけです。こちらの記事をご覧ください。
関連記事:【3分でできる自分軸診断】自分に素直な生き方をするための第一歩
②自分軸を見つける
次のステップは、自分軸を見つけることです。
自分軸を見つけるには、2つのアプローチが効果的です。
これは実際に私がやってきた方法です。
- 自分軸をWhichで選びながら考える
- 自分らしさをノートに書いてみる
この2つのアプローチはこちらの記事で詳しく解説しました。
関連記事:私が自分らしく生きれるようになった方法「自分軸の見つけ方・作り方」
自分軸を見つける方法で一番手っ取り早いのは「コーチングを受ける」こと
手っ取り早く自分軸を明らかにしたときには、コーチングを受けるのが一番です。
私も、コーチングを受けたことが自分軸で生きれるようになった大きなきっかけです。
アメリカではコーチングを受けることがあたり前になっていますが、日本だとまだあまり浸透していない感じはあります。
でも、コーチングを受けると驚くほど頭が整理されるのと同時に、心もデトックスされたようにすっきりしますよ。
キャリアコーチングのサービスを全て調査して比較してみたので、興味があれば覗いてみてください。
関連記事:キャリア相談/カウンセリングサービスおすすめ12選(無料もあり)比較で紹介!
無料でキャリアコーチングを受けるなら?
ポジウィルキャリアという「どう生きたいか?でキャリアを決める」という考えを大事にしているコーチングサービスがあります。
一度受けてみると分かるんですが、コーチングの質がめちゃくちゃ高くて1時間話しただけで、自己理解がこれまでにないくらいグッと深まります。
無料で約1時間、キャリアに関して相談することができるので、それだけで自分軸が見えてきますよ。
私の家族や友人でキャリアの悩みがある人にはおすすめするようにしてるんですが、みんな口を揃えて受けて良かったと言ってます。
ポジウィルキャリア
私がポジウィルキャリアの無料相談を受けてみた感想や、SNSなどの評判をまとめていますので、こちらの記事「【実体験あり】ポジウィルキャリアの口コミや評判は本当?実際に使ってその内容を徹底レビュー」も合わせてご覧ください。
③自分軸に沿って少しずつ行動をする
最後は、行動を変えるということです。
一日一つで良いので、
- 自分らしい行動を取ってみる。
- 周りを気にしない行動を取ってみる。
焦らずにちょっとずつ行動を変えることがポイントです。
一日の変化はちょっとでも、毎日繰り返すと本当に大きな変化になります。
2,3ヶ月続けると別人のようになってると思います。私はそうでした。
ぜひ、この3つのステップで、他人の人生を生きることにピリオドを打って、自分らしい一歩を踏み出してみてください。
最後に:自分軸がある人が幸せを掴む時代
2000年くらいまでは、物質的な豊かさが重視されていたと思います。
私も十代の頃は、音楽プレーヤーだったり、ブランド物の服だったり、時計だったり、物質に目が向いていました。
でも今って、安くていいモノがめちゃくちゃたくさんあるから、物質的なものってある程度みんな満たされてたりするんですよね。
大事なことは、物質的な豊かさではなく”精神的な豊かさ”
よくお金持ちが幸せになれないのも、心が満たされてないことが原因なことが多いんですよね。
自分の心が何によって満たされるかをよく理解して、心が満たされる行動をする。
その本質が「自分軸をあきらかにして自分らしく生きること」だと思ってます。
「お金で物を買うことで幸せを掴む」のではなく、「自分らしく生きることで幸せを掴む」時代です。
自分軸で生きると人生がすごくシンプルになります
自分軸で生きると人生がすごくシンプルになります。
なぜなら、軸があきらかになると物事をしっかりと選択できるようになるからです。
この物事を決めるというのは、当然やることを決めるのはもちろんですが、反対にやらないことを決めることも然り。
自分の価値観、心地よいと感じる状態、ワクワクすること、やる気がでること、この辺りを理解すると、自分の人生にとって必要のないことが見えてきます。
例えば、私の場合だと、
- 大人数の飲み会や懇親会
- 付き合いのゴルフ
- 会社での上への忖度
- できないことをできるということ
- 意味を感じない仕事
この辺りはまったく自分らしさを発揮できないので完全にやめています。
軸に基づき、「いるもの」「いらないもの」をどんどん判断していくとミニマルでシンプルになります。
さて今回は、私の実経験に基づいて、自分軸で生きると人生が変わるというお話をさせていただきました。
この記事によって、自分軸に沿った歩みの第一歩になれば幸いです。
以上です。