「今の仕事が合わない。でも、会社そのものは嫌いではない」。そんなとき、転職だけが解決策とは限りません。異動で改善することもあれば、異動しても変わらないこともあります。
大切なのは、どこが変われば今の不満が解消するのかを先に見極めることです。
まず、変えたい対象を分ける
今の不満を次の4つに分けて書き出します。
| 変えたいこと | 異動で変わる可能性 | 転職で変わる可能性 |
|---|---|---|
| 担当業務・仕事内容 | 高い場合がある | 求人・配属による |
| 上司・チームとの関係 | 配属先による | 転職先による |
| 評価・給与の仕組み | 制度が同じなら変わりにくい | 企業によって異なる |
| 会社の価値観・方針 | 変わりにくい | 企業選びで変えられる可能性 |
表は一般的な目安です。職種、社内制度、会社の規模によって異なります。
比べるのは「理想」ではなく実現可能性
たとえば「企画職をしたい」のなら、異動希望先にその業務があるか、募集や異動制度があるか、実際に移った人がいるかを確認します。
転職であれば、興味のある求人があるか、求められる経験を満たしているか、給与・勤務条件を受け入れられるかが比較材料になります。
どちらもまだ情報が足りない段階なら、結論を急ぐ必要はありません。
そもそも今の状態が「辞めどき」に当たるのか確かめたいときは、仕事の辞めどきが分かる10のサインも参考にしてください。
迷ったら、この4問だけ書いてみる
- いま最も変えたいことは何か。
- それは現在の会社内で変えられるか。
- 異動先・転職先について、確認できた事実は何か。
- どちらを選んでも残りそうな不満は何か。
異動か転職か、ほかの選択肢も含めて比べたいときは、次の一手ナビで6つの選択肢を並べて整理できます。
今日の一手:不満を一つ選び、「異動で変えられること/転職でしか変えにくいこと/どちらでも不確実なこと」に分ける。
異動か転職かを決める前に、まず「何を変えたいのか」を明確にすることが、後悔を減らすための出発点になります。









