- ブログをどうやって書けばいいか分からない…
- 読まれる記事を書きたいけど、どうすればいいの?
- すぐに真似できるテンプレートや例文がほしい!
読まれるブログの記事ってパターンがあるんです。
ゼロから自分自身で試行錯誤しなくても、心理学に基づいた読まれるパターンをテンプレートとして理解すればOKです。
このtotolaboの記事では、私がライティングの本を20冊以上読んで試行錯誤して導き出したライティング術をまとめたテンプレートや例文を出し惜しみなく紹介します。
記事の書き方について試行錯誤を繰り返し、Google検索順位1位を量産することにつながったノウハウです。
この記事では、ブログを構成するそれぞれのパート毎に、テンプレート・例文を紹介します。
- ブログの記事構成
- 「タイトル」のテンプレート・例文
- 「書き出し」のテンプレート・例文
- 「本文」のテンプレート・例文
- 「まとめ」のテンプレート・例文
この記事を読んで内容を実践すれば、ブログの記事のレベルが一段二段レベルアップすることは間違いないです。
そして、検索順位が上がり、アクセスアップ、収益増に繋がる起爆剤になります。
【参考】ブログの収益化ができていない方へ
まだブログの収益化ができていない方は「初心者がブログで月5万円稼ぐ収益化ロードマップ【68記事で達成した方法】」をご覧ください。
私が全くの素人から副業でブログを始めて8ヶ月で月5万円の収益化を実現したノウハウをこちらの記事にまとめています。
かなり具体的に書いているので、読んでおくと収益化に必ず近づくノウハウです。
【注意点】ブログの書き方はテンプレートや例文を活用すればOKですが…
一つだけ、注意してください…。
それは、「なぜそのテンプレートや例文が優れているのか」という点について理解しておくことです。
ここが理解できていれば、応用を利かすことができるからです。
この記事では、その考え方も含めて解説していますので、そこも含めて持ち帰っていただけたらと思います。
【重要】テンプレート・例文を活用する前の心構え
ブログを書き出す前に必ず押さえておかなければならないポイントがあります。
それは、事前リサーチです。
事前リサーチなしに記事を書いても、その記事が読者のニーズに突き刺さる記事になりません。
恋愛で例えると、相手の好みを調べずにデートコースを考えるようなものです。よっぽどのイケメンでない限り成功しません。
記事を書く前のリサーチは3つ
記事を書く前のリサーチは3つのステップでOKです。
- キーワードを選定する
- ペルソナを設定し悩み(ニーズ)を明確にする
- 競合記事を分析する
キーワードを選定する
どんなキーワードを狙うのかを決めます。
キーワードを決める時には、2つの観点を押さえましょう。
1つは、検索ボリュームです。少ないとアクセスが集まらないですし、多いと競合が強すぎて上位表示されません。
サイトの強さによりますが、以下のイメージが良いです。
- 初心者は月間検索数300以下
- 中級者以上は300〜500
- 上級者はそれ以上
2つ目は、そのキーワードの難易度です。
企業サイトが多ければレッドオーシャンです。
逆に個人ブログが多ければブルーオーシャンです。
この辺りをしっかりと見てキーワードを決めましょう。
ペルソナを設定し悩み(ニーズ)を明確にする
- 誰に記事を届けるのか
- その記事はどんな悩みを解消するのか
上記が高い解像度で整理されていないと良い記事は書けません。
記事を届けるターゲット、つまりペルソナについて具体的なとある人物を設定して描いていきます。
そして、そのペルソナがどんな悩みやニーズを持っているのかも、その読者になりきって想像していきます。
これは、全く知らない人でイメージするよりも、実在する知り合いを一人決めて考えると具体的に想像しやすくなります。
競合記事を分析する
最後のリサーチは競合記事を分析するということです。
検索順位で上位に表示されている記事よりも優れた記事を書かなければ、その上に表示されることがないからです。
具体的なやり方は2つのステップです。
- ステップ①
検索1ページ目の10記事全ての目次を見て、織り込まれている観点を全て取り込みましょう。 - ステップ②
既にある記事では書かれていない内容で、読者が求めている内容を明らかにする
特にステップ②の満たされていないニーズについて書くことが重要です。
下の図のように、検索結果の一番下に出てくる「他のキーワード」が、既存の記事で満たされていない内容です。
この辺りをしっかり下調べしておきましょう。
リサーチを含め、記事の書き方や文章作成のコツについては、以下の記事でかなり詳しく解説していますので、こちらもご確認ください。
関連記事:【完全ガイド】読まれるブログの書き方と文章作成のコツ|総まとめ
ブログ記事は4つのパートで構成しよう
それでは、テンプレートや例文を紹介していきますが、ブログは以下のように大きく4のパートで構成されています。
- タイトル
- 書き出し
- 本文
- まとめ
なので、この4つのパート毎に、テンプレート・例文を紹介していきます。
ブログの「タイトルパート」のテンプレート・例文
ブログのタイトルパートで大事なことは、「一瞬で目を惹くこと」です。
まず前提として、タイトルを決めるうえで押さえておくべき作法は、次の5つです。
- 検索キーワードを入れる
- 30文字前後にする
- 記事の特徴を入れる
- 記事のタイトルと記事の内容を一致させる
- 誇張しすぎない
そのうえで、すぐに使える「4Uのフレームワーク」と「クリック率が上がる10個のコツ」を紹介します。
テンプレート・例文も付けていますので、ご活用ください。
すぐに使える4Uのフレームワーク
4Uのフレームワークとは、以下です。
- Urgent(緊急性)
- Unique(独自性)
- Ultra specific(超具体性)
- Useful(有益性)
順番にテンプレート・例文を紹介します。
Urgent(緊急性)
「すぐに読まないと!」と思わせることがクリックを促します。
テンプレート
- 「今読まないと損」
- 「期間限定」
- 「今だけ」
- 「まだ間に合う」
例文
- 【今読まないと遠回り確定】TOEICのよくある間違った勉強法7選
- まだ間に合う!業界1位のプログラミング講座を1週間無料で受講する方法
Unique(独自性)
「ここでしか読めない!」という気持ちがクリックに繋がります。
テンプレート
- 「**限定」
- 「日本初上陸」
- 「どこよりも分かりやすく解説」
例文
- 【totolabo限定公開】ブログ収益で月10万円に向けた完全ロードマップ
- 【どこよりも分かりやすく解説】ブログの始め方を画像28枚で丁寧に解説
Ultra specific(超具体性)
抽象的な表現ではなく、ニーズにぐさっと突き刺さるように具体的に表現するとクリック率が上がります。
テンプレート
※Ultra specificは具体化をすることなので、テンプレではなく、例文のBefore・Afterで紹介します。
例文
- 【Before】簡単でヘルシーな時短おつまみレシピを紹介
【 After 】仕事帰りの5分で簡単に作れて300kcal以下のヘルシーおつまみの作り方 - 【Before】仕事が忙しい会社員でも稼げるおすすめ副業を紹介
【 After 】残業100h超でも月10万円稼げるコスパ最強の副業5選
Useful(有益性)
「この記事を読むと良いことありそう!」って思ってもらうために有益さを表現する手法です。
テンプレート
- 「現役人事部が監修」
- 「100人中98人が効果アリと回答」
- 「再現性アリ」
例文
- 【再現性アリ】TOEICスコアを2ヶ月で+300点にしたリーディング攻略法
- 【100人中98人が効果アリと回答】集中力が爆上がりするポモドーロテクニックを解説
クリック率が爆上がりする10個のコツ
クリック率が爆上がりする10個のコツと例文は以下です。
コツ | 例文 |
---|---|
①ベネフィットを加える | 【1ヶ月間で1,000単語習得可】おすすめの単語記憶法を伝授自然と長文がスラスラ読めるようになる、TOEICリーディング学習の極意 |
②簡単にできることを示す | 【1日10分でOK】TOEICリスニングが得意になる学習法【小学生でも分かるように解説】TOEICに必要な文法をやさしく解説 |
③権威性を示す | 留学なしでTOEIC900点取った僕が、これまでやってきた学習方法を全て公開【元TOEIC制作者監修】TOEICに必要な単語はこの1,000語です。 |
④想定読者を伝える | リーディングに苦手意識があるあなたへ、私がTOEICリーディングの苦手を克服した3つの方法【TOEIC350点未満の人向け】TOIEC学習のよくある間違い5選(こんな勉強方法は遠回り) |
⑤最新性を示す | 【2022年最新版】TOEIC最頻出1,000単語!これだけは必須 |
⑥不安を煽る | まだ試してないの?東大生の中で話題のTOIEC攻略法5選ひょっとして間違ったやり方してない?よくあるTOEIC学習の間違い10選 |
⑦リアリティをもたせる | 【スピードラーニングを1カ月やってみて感じたこと(メリット・デメリットまとめ)【超実体験】TOEIC300点→700点までの奇跡を詳しく解説 |
⑧数字を入れる | TOEICリーディングの学習法完全ガイド、7つのステップで徹底解説私がTOEICで700点達成して感じた、本当に必要な3つの勉強法を厳選して紹介 |
⑨一般論に反した表現にする | 【勉強なんてしなくていい】私がTOEICで300点アップさせた裏技的勉強方法TOEIC点数アップのコツは”全ての問題を解かないこと”です。 |
⑩対義語を入れる | TOEIC200点台から700点台に1年で生まれ変わった僕の勉強法を紹介 |
どうぞ、ガシガシ使っちゃってください!
ブログの「書き出しパート」のテンプレート・例文
ブログの書き出しパートは、端的に記事の魅力を伝えることが大事です。
なぜなら、読者は思ったよりもすぐに離脱してしまうからです。
この書き出しの部分で「お、この記事、知りたいことが書かれてそう!」って思ってもらえたら勝ちです。
書き出しでは、次の5つの観点を押さえて書くのがおすすめです。
- 悩みやニーズの明確化
- この記事が悩みの解決やニーズを満たすことのできる根拠
- この記事で解説する内容
- この記事を読んだ後の変化(効果)
- 記事を最後まで読むことのメリット
実は、この記事も上記のテンプレートを使って書いています。
①悩みやニーズの明確化
読者の悩みやニーズをズバッと書き示すことで、「自分のために書かれた記事だ!」と思ってもらいます。
この記事では、以下の様に箇条書きで悩みやニーズを書いています。
例文
- ブログをどうやって書けばいいか分からない…
- 読まれる記事を書きたいけど、どうすればいいの?
- すぐに真似できるテンプレートや例文がほしい!
②この記事が悩みの解決やニーズを満たすことのできる根拠
読者は、「時間を割いてこの記事を読む価値があるのか?」ということを考えて書き出しを見ています。
なので、解決やニーズを満たすことのできる根拠を指し示すことが大事です。
この記事では、以下の様に記載して根拠を示しています。
例文
この記事では、私がライティングの本を20冊以上読んで試行錯誤して導き出したライティング術をまとめたテンプレートや例文を出し惜しみなく紹介します。
記事の書き方について試行錯誤を繰り返し、Google検索順位1位を量産することにつながったノウハウです。
③この記事で解説する内容
ざっとどんなことが書かれているのかを示すことで、読者はニーズに合った記事かどうか確認することができます。
この記事では、以下の様にもくじの一部を箇条書きで書いています。
例文
この記事の主な内容は以下です。ブログを構成するそれぞれのパート毎に、テンプレート・例文を紹介します。
- ブログの記事構成
- 「タイトル」のテンプレート・例文
- 「書き出し」のテンプレート・例文
- 「本文」のテンプレート・例文
- 「まとめ」のテンプレート・例文
④この記事を読んだ後の変化(効果)
この記事を読むと、読者にとってどんな嬉しさがあるのかを指し示すことで、「読まなきゃ損!」と思える状況を作り出します。
この記事では以下のように書いています。
例文
この記事を読んで内容を実践すれば、ブログの記事のレベルが一段二段レベルアップすることは間違いないです。
そして、検索順位が上がり、アクセスアップ、収益増に繋がる起爆剤になります。
⑤記事を最後まで読むことのメリット
記事を読むと途中で疲れて離脱してしまうことがあります。
なので、最後まで読んでもらうための一工夫が必要です。
以下のような感じで、最後まで読むことのメリットをしっかりと伝えていきます。
例文
※特典のお知らせ
記事の最後に、ブログで記事を書くために情報を整理する棚卸しシートを付けています。
実際に私が使っているもので、このシートに沿って情報を整理して記事を書けば、読まれる記事を作りやすくなります。
無料なので、ぜひダウンロードしてご利用ください(メアドやLINE登録などなしでDLできます)
この記事をブックマークして、書き出しパートをテンプレートとしてご活用ください。
中の文章だけご自身の記事に合う言葉に書き換えると効率的に書き出しの文章が作れます。
ブログの「本文パート」のテンプレート・例文
ブログの本文をしっかりと読んでもらうためには、以下2つのことを意識することが大事です。
- 箇条書きでまとめてから詳細を説明する
- PREPを活用する
順番に具体例を解説します。
①箇条書きでまとめてから詳細を説明する
ブログって内容を濃いものにしようと思うとついつい分量が多くなります。
なので、箇条書きでまとめてから詳細を説明すると分かりやすくなります。
以下のイメージです。
常に、「箇条書きでまとめ」→「それぞれの詳細説明」というテンプレートを意識してみてください。
②PREPを活用する
次にPREPの活用です。
PREPとは、以下の頭文字を取って付けた物事を分かりやすく伝えるためのフレームワークです。
上記4つの流れで文章を書くことが大切です。
具体例は以下のイメージです。
※参考
PREPが基本でよいのですが、理由を述べると回りくどかったり、結論のおさらいが必要ないケースもあります。
なので、「結論」→「詳細・具体例」というパターンでもOKです。状況に応じて使い分けましょう。
ブログの「まとめパート」のテンプレート・例文
最後にまとめパートのテンプレート・例文についてです。
まとめパートは、読者に取って欲しい行動を促す役割を持っています。
読者に取ってほしい行動は、例えば以下があります。
読者に取って欲しい行動の例
- おすすめしたいサービスの利用
- 読んでほしい記事へのアクセス
- Twitterのフォロー
なので、記事の内容を要約しつつ、次の行動を指し示すようにしていきましょう。
まとめパートの書き方は以下です。
- 記事の内容を箇条書きや表で要約
- 記事の内容を実践することを後押しする
- 次に取るべき行動を示す
具体的なイメージは以下の通りです。
テンプレート・例文を以下に貼っておきますので、ご活用ください。
まとめパートのテンプレート・例文
さて、今回の記事では***について、解説しました。
最後に記事の要点をまとめます。
- ******
- ******
- ******
ぜひ、この記事の内容を実践してみることで、***につなげてみてください。
この記事では、他にも***に役立つノウハウをまとめていますので、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください。
※記事内部リンク
それでは、この記事はこれにて以上となります。
【無料】ブログライティングの棚卸しシートを配布します
最後に、ここまで読んでいただいた方へ、ブログライティングに役立つ棚卸しシートを無料でプレゼントします。
今回の記事で紹介した記事を書く前に整理しておくと、執筆がとてもスムーズになるもので、実際に私が使っています。
以下の情報を整理できるようになっています。
- キーワード
- キーワードの月間検索回数
- キーワードの競合性(難易度)
- ペルソナ
- 悩み・ニーズ
- 再検索キーワード
- 記事タイトル
- タイトルの文字数
- 見出し(H2・H3)
以下からダウンロードしてください。
≫ブログライティング棚卸しシート(Excelファイル)
もしご不明点などあれば、TwitterのDMからどうぞ。
まとめ:読まれるブログの書き方テンプレート&例文
今回は、読まれるブログの書き方テンプレートや例文について紹介しました。
最後にポイントをまとめます。
- 記事を書く前のリサーチ
(キーワード選定、ペルソナ設定、競合記事分析) - タイトルパート
「4Uのフレーム」と「クリック率が上がる10個のコツ」を活用 - 書き出しパート
「悩みやニーズを明確化 → 解決できる根拠を示す → 記事の内容を伝える → 読んだ後の変化を伝える → 最後まで読むことのメリットを伝える」の流れで書く - 本文パート
「箇条書きで結論をまとめてから詳細を説明」「PREPを活用」 - まとめパート
「箇条書きで要点をまとめて、読者に取ってほしい行動を促す」
この記事の内容をしっかり実践すれば、記事の質がかなり高まります。
読者に読んでもらえてGoogleからの評価も上がり、検索上位もしっかりと取れるようになると思います。
ぜひ実践してみてください。
それでは以上です。